特許
J-GLOBAL ID:200903035534733309

液晶表示セルの製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330759
公開番号(公開出願番号):特開平10-170929
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】光硬化性シール剤を用いた液晶表示セルの製造プロセスにおいて、平坦度の高い厚い定盤を用いることなくより高精度にギャップを出すことによって、製造プロセスの簡略化及びタクト短縮化を実現する。【解決手段】2枚のガラス基板1の位置決めは両者が軽く接触する位置で行い、その後、気体の吐出圧力でガラス基板全体を加圧するとともに、その前方位置のギャップを計測する変位センサ15と加圧力を計測する圧力センサ14とからの出力を用いて第2の上下機構13による高さ方向の制御を行いながら、ガイドローラ12を備えたファイバ光源7を光線11を照射させながら、XYステージ8によりシール剤のパターン16に沿って移動させることで、シール剤の各部を順次を硬化させ、両ガラス基板1を固定する。
請求項(抜粋):
一対の基板を位置決めして重ね合わせ、板厚方向に加圧してギャップを出し、基板に予め塗布された光硬化性のシール剤を光線により硬化させて両方の基板を固定する液晶表示セルの製造方法において、前記位置決めして重ね合わせた基板へ向かって気体を噴出させ、その噴出圧力によって基板全面を加圧し、その状態を維持したままで、前記シール剤が塗布されている領域に対応する基板表面の各部分を順次加圧しながら、該加圧部分に光線を照射して硬化させるものであって、前記部分加圧する際には、加圧すべき部分でのギャップを測定し、該測定されたギャップの値が目標ギャップ値と一致するように加圧することを特徴とする液晶表示セルの製造方法。

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