特許
J-GLOBAL ID:200903035535324550
棟換気装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡野 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-092529
公開番号(公開出願番号):特開2001-279894
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 換気効率を低下させることなく、吹き上げ方向や横殴り方向の風雨に晒された場合でも風雨が小屋裏空間へ吹き込むのを防止できるようにする。【解決手段】 カバー11の上面部12に上部換気口14を設け、カバー11の内側空間15に、下部換気口4と上部換気口14とを連通する空気誘導路21を形成するとともに覆板31を設け、小屋裏空間5からの空気(AR)を覆板31へ向けて案内するための第1の空気排出路41を形成する起立壁(42A,42B)を設け、第1の空気排出路41からの空気(AR)を空気誘導路21との合流部分22へ案内する第2の空気排出路51を覆板31と協働して形成するガイド壁(52A,52B)を設け、合流部分22より下方の空気誘導路21部分に、下部換気口4から吹き込んだ風雨(WR2)を下部換気口4側へ戻し可能かつ下降する空気(AR)は下部換気口4へ向けて案内する戻しガイド部材61を設け、さらに覆板31の内面に下方へ突出する遮蔽板71を設けた。
請求項(抜粋):
屋根の頂部に形成された開口部を上方から覆いかつ上面部と側面部とを有するカバーを備え、小屋裏空間から開口部を通過してカバーの内側空間へ流入した空気が当該空間中を流動して側面部と屋根面との間に形成された下換気口から外部へ排出されるように形成された棟換気装置において、カバーの上面部に上部換気口を設け、カバーの内側空間に、当該カバーの内面に沿って下部換気口と上部換気口とを連通する空気誘導路を形成するとともに、開口部を上方から覆って上部換気口を通り抜けた風雨が当該開口部を通って小屋裏空間へ流入するのを阻止可能な覆板を設け、小屋裏空間から開口部を通過してカバーの内側空間へ流入した空気を覆板へ向けて案内するための第1の空気排出路を形成する起立壁を設け、第1の空気排出路を通過した空気を空気誘導路との合流部分へ案内する第2の空気排出路を覆板と協働して形成するガイド壁を設け、合流部分より下方の空気誘導路部分に、下部換気口から空気誘導路へ流入して上昇しようとする風雨が第2の空気排出路へ向けて流動するのを阻止して下部換気口側へ戻し可能かつ下降する空気は下部換気口へ向けて案内する戻しガイド部材を設け、覆板の内面に、開口部へ向けて突出しかつその下端部が第2の空気排出路よりも下方に位置する遮蔽板を設けたことを特徴とする棟換気装置。
FI (2件):
E04D 13/16 G
, E04D 13/16 M
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