特許

J-GLOBAL ID：200903035535624627

直流電気車用バランス抵抗器の過熱保護装置

発明者： 前川 義雄 ,  長谷部 和則 ,  田村 浩明 ,  岩堀 道雄
出願人/特許権者： 東日本旅客鉄道株式会社 ,  富士電機株式会社
代理人 (1件)： 松崎 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-213251
公開番号（公開出願番号）：特開平7-067355
出願日： 1993年08月30日
公開日（公表日）： 1995年03月10日
要約：

【要約】【目的】 複数台直列に接続して運転されるインバータの、入力電圧をバランスさせるために設けられる抵抗器の過熱保護装置を小型,軽量化する。【構成】 従来はバランス抵抗器11,12の温度を検出する温度センサと、その出力を主回路から絶縁して伝達するためのトランスとを介してバランス抵抗器の過熱状態を検出していたため高価で大型化していたが、この発明ではインバータの入力電圧とバランス抵抗器11,12をオン,オフさせるスイッチ21,22の点弧信号とからその消費電力相当量を求めることにより、温度センサや絶縁トランスを不要とする。

請求項（抜粋）：

複数個直列に接続された各インバータの入力電圧をそれぞれバランスさせるためのバランス抵抗器と、このバランス抵抗器をそれぞれオン,オフさせるスイッチングデバイスと、各インバータの入力側に設けられてその入力電圧を検出する検出手段と、その検出値を二乗する演算回路と、前記スイッチングデバイスに対するオン,オフ信号に応じてこの演算回路出力を充,放電する積分器とを備え、この積分器出力が所定の保護レベルに達したとき、しゃ断器により全インバータの電源をオフとしてバランス抵抗器の保護を図ることを特徴とする直流電気車用バランス抵抗器の過熱保護装置。

IPC (5件)：

H02M 7/48 ,  B60L 9/18 ,  G05F 1/10 304 ,  G05F 1/613 310 ,  H02H 7/00