特許
J-GLOBAL ID:200903035553610978

液滴噴射装置における圧電トランスデューサの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269593
公開番号(公開出願番号):特開平6-091868
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 複数の圧力室の隔壁を構成している圧電トランスデューサの両面に設けられた一対の電極間に電圧を印加し、任意の圧力室の容積を増大させてインクを吸入した後、上記電圧より低い電圧を逆向きに印加してその任意の圧力室からインクを噴射する液滴噴射装置において、上記電極にそれぞれ接続される駆動回路をTTLレベルのON,OFF信号で動作させることができるようにする。【構成】 ON,OFF信号SS1およびSS2によって切り換えられる電界効果トランジスタFET1およびFET2のON,OFFの組合せにより、圧電トランスデューサの電極に接続される接続端子50を接地する接地状態と、電源電圧Vcc(=50V)をそのまま端子50に供給する第1駆動状態と、定電圧ダイオードZDの作用により25Vの電圧を端子50に供給する第2駆動状態とが得られるようにした。
請求項(抜粋):
互いに隔壁を挟んで隣接して設けられ、それぞれノズルに接続されているとともに噴射液が充填される複数の圧力室と、前記隔壁の少なくとも一部を構成しているとともに、両面に設けられた電極間に駆動電圧が印加されることにより変形して前記圧力室の容積を変化させる圧電トランスデューサとを備え、任意の圧力室の容積を増大させて前記噴射液を該圧力室内に吸入したのち、該任意の圧力室を収縮させて前記ノズルから噴射液を噴射する液滴噴射装置において、前記電極にそれぞれ接続されて前記圧電トランスデューサを駆動する回路であって、駆動電源と、第1信号のON,OFFにより、前記駆動電源から前記電極に電源電圧が供給されることを許容する通電状態と、該電極を接地する接地状態とに切り換える第1スイッチング手段と、前記通電状態において前記第1信号と同じ電圧の第2信号がON,OFFされることにより、前記電源電圧に基づく第1電圧を前記電極に供給する第1駆動状態と、電圧制御手段の作用で該第1電圧より低い予め定められた第2電圧を前記電極に供給する第2駆動状態とに切り換える第2スイッチング手段とを有することを特徴とする液滴噴射装置における圧電トランスデューサの駆動回路。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055

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