特許
J-GLOBAL ID:200903035555148910
方位センサおよび記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-310149
公開番号(公開出願番号):特開2008-128649
出願日: 2006年11月16日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】磁気センサ出力から磁気センサのオフセットを算出する方位センサでは、オフセットを精度良く求めるためには、膨大な計算を行わなければならないという課題があった。【解決手段】地磁気を検出する磁気センサ1と、磁気センサ出力の中心座標であるオフセットを算出するオフセット算出手段2と、磁気センサの出力を記憶する記憶手段3と、現在のオフセットからの距離を算出する距離算出手段4と、座標点を選択する座標点選択手段5と、選択された座標点に基づき、磁気センサのオフセットを繰り返し更新するオフセット更新手段6と、オフセット算出手段が算出したオフセットを用いて磁気センサ出力を補正した上で方位を算出する方位算出手段7とを有する構成を採用した。これにより、オフセット8を精度良く求めることができ、その結果、精度良い真の方位9を算出することができる様になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地磁気を検出し方位を算出する方位センサであって、
2軸以上の地磁気を検出する磁気センサと、
前記磁気センサ出力から現在の仮想オフセットを算出するオフセット算出手段と、
前記磁気センサの出力である複数個の座標点を記憶する記憶手段と、
前記現在の仮想オフセットから、前記記憶手段に記憶されている前記複数個の座標点までの各距離を算出する距離算出手段と、
前記距離算出手段で算出した前記各距離を参照して、前記現在の仮想オフセットから最も離れている、または最も近い座標点を選択する座標点選択手段と、
前記座標点選択手段により選択された前記座標点を基準として、前記現在の仮想オフセットを所定量だけ移動させた座標点を現在の仮想オフセットとして更新するオフセット更新手段と、
前記オフセット算出手段で更新された前記現在の仮想オフセットをオフセットとし、当該オフセットを用いて前記磁気センサ出力を補正した上で方位を算出する方位算出手段と、
を有することを特徴とする方位センサ。
IPC (2件):
FI (3件):
G01C17/38 S
, G01R33/04
, G01C17/38 G
Fターム (6件):
2G017AA06
, 2G017AA16
, 2G017AB09
, 2G017AD42
, 2G017BA05
, 2G017BA15
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
車両用方位計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-094180
出願人:日産自動車株式会社
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