特許
J-GLOBAL ID:200903035557641975

絶縁電線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117478
公開番号(公開出願番号):特開平11-312418
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 高度の難燃性と優れた機械特性や耐熱性を有しながら、任意の色に着色でき、さらに、折り曲げたり、巻き付けたりした場合に白化せず、埋立、燃焼などの廃棄時においては、重金属化合物の溶出や、多量の煙、腐食性ガスの発生がない絶縁電線を提供する。【解決手段】 導体(1)の周囲に設けられた難燃樹脂組成物からなる一次被覆層(2)と一次被覆層の周囲に設けられた難燃樹脂組成物からなる二次被覆層(2)を有する絶縁電線であって、一次被覆層はポリオレフィン系樹脂(A1)100重量部に対して、金属水和物(B)80〜140重量部、赤リン(C)2.5〜14.5重量部を配合した樹脂組成物から構成され、二次被覆層は特定のビニル芳香族系熱可塑性エラストマー樹脂組成物(A2)100重量部に対して、ポリリン酸アンモニウム系難燃剤(D)20〜80重量部を配合した難燃樹脂組成物から構成された絶縁電線。
請求項(抜粋):
導体の周囲に設けられた難燃樹脂組成物からなる一次被覆層と一次被覆層の周囲に設けられた難燃樹脂組成物からなる二次被覆層を有する絶縁電線であって、一次被覆層はポリオレフィン系樹脂(A1)100重量部に対して、金属水和物(B)80〜140重量部、赤リン(C)2.5〜14.5重量部を配合した樹脂組成物から構成され、二次被覆層はビニル芳香族系熱可塑性エラストマー樹脂組成物(A2)100重量部に対して、ポリリン酸アンモニウム系難燃剤(D)20〜80重量部を配合した難燃樹脂組成物から構成されたことを特徴とする絶縁電線。(但し、ビニル芳香族系熱可塑性エラストマー樹脂組成物(A2)とは、(a)ビニル芳香族化合物をその構成成分の主体とした少なくとも2個の重合体ブロックAと、共役ジエン化合物をその構成成分の主体とした少なくとも1個の重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/またはこれを水素添加して得られる水添ブロック共重合体100重量部に対して、(b)非芳香族系ゴム用軟化剤50〜150重量部、(c)ポリプロピレン系樹脂40〜600重量部、並びに(d)有機パーオキサイド0.01〜5重量部を含有してなる樹脂組成物である。)
IPC (4件):
H01B 3/44 ,  C08L 23/00 ,  C08L 53/02 ,  H01B 7/34
FI (8件):
H01B 3/44 F ,  H01B 3/44 G ,  H01B 3/44 K ,  H01B 3/44 M ,  H01B 3/44 P ,  C08L 23/00 ,  C08L 53/02 ,  H01B 7/34 B

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