特許
J-GLOBAL ID:200903035560933820

湿気-硬化性改質アクリル重合体シーラント組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517302
公開番号(公開出願番号):特表平9-511264
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】シラン官能性モノマー単位の減少量を有する架橋性アクリル共重合体が、公知のシラン官能性アクリル共重合体として、シーラント配合物に用いたとき、予想外の優れた接着性、凝集性および弾力性を達成することが見い出された。さらに詳しくは、(メタ)アクリレートモノマー100モル部当り、1モル部よりも少ない量までシラン官能性ビニル付加型モノマーを減ずることによって、およびメルカブトシラン連鎖移動剤の量を(メタ)アクリレートモノマー100モル部当り、1モル部よりも少ない量まで減ずることによて、他の重要なシーラント性能は保持したままで、高運動シーラント配合物にとって重要な、大巾に改善された弾性および金属とガラス基質に対する改善された接着性を示すシーラント配合物に用いられ得る共重合体を得ることが可能である。
請求項(抜粋):
a)下記式ここで、R1は水素原子またはメチル基であり、そしてR2は2〜約8個の炭素原子を含むアルキル基である、で表される少なくとも1種のアクリレートモノマー、メタクリレートモノマーまたはそれらの組合せ;b)上記少なくとも1種のアクリレートモノマー、メタクリレートモノマーまたはそれらの組合せ100モル部当り約0.05〜約0.95モル部の、少なくとも1種加水分解性基を持つ少なくとも1種のシラン官能性付加モノマー、該シラン官能性付加モノマーは、下記式ここで、R1は水素原子またはメチル基であり、R3はアルキレン基であり、yは0または1であり、R4はアルキル基であり、Zは加水分解性基であり、そしてxは1、2または3である、で表される;c)上記少なくとも1種のアクリレートモノマー、メタクリレートモノマーまたはそれらの組合せ100モル部当り、約60モル部までの、シリコン原子に結合した加水分解性基を持たないモノオレフィン性不飽和付加モノマー;およびd)上記少なくとも1種のアクリレートモノマー、メタクリレートモノマーまたはそれらの組合せ100モル部当り、1モル部よりも少ない量の、下記式 H-S-R5-SiR63-xZxここで、R5はアルキレン基であり、R6はアルキル基であり、xは1、2または3であり、そしてZは加水分解性基である、で表されるメルカプトシラン連鎖移動剤;の遊離基開始共重合体生成物からなるアクリル共重合体。
IPC (6件):
C08F220/12 ,  C08F230/08 ,  C08L 33/06 ,  C08L 43/04 ,  C09J133/06 ,  C09J143/04
FI (6件):
C08F220/12 ,  C08F230/08 ,  C08L 33/06 ,  C08L 43/04 ,  C09J133/06 ,  C09J143/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-119216
  • 特開昭57-179210
  • 特開昭59-168014
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