特許
J-GLOBAL ID:200903035564794019

電源重畳多重通信システム及び電源重畳多重通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-357256
公開番号(公開出願番号):特開2004-193799
出願日: 2002年12月09日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】電装品から発生されるノイズの影響を受けないで常に安定且つ信頼性の高い通信を行えるようにする。【解決手段】本発明の電源重畳多重通信システムにおけるマスター電子制御ユニット2は、電源投入直後にノイズデータの送信要求をスレーブ電子制御ユニット21〜23に行なって、モータA,B,Cのノイズデータを収集する。マスター電子制御ユニット2は、この収集したノイズデータに基づいて前記モータから発生するノイズレベルが最も低い周波数帯を求めた後、電源線1に重畳するキャリアの周波数を求めた周波数帯に入る周波数に切り換えるキャリア変更指令をスレーブ電子制御ユニット21〜23に送信する。これにより、マスター電子制御ユニット2とスレーブ電子制御ユニット21〜23間の通信に用いるキャリアの周波数をモータA,B,Cのノイズの影響を受けにくい値に切り換える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電力を電送する電源線に接続されているマスター電子制御ユニットと複数のスレーブ電子制御ユニット間の通信を前記電源線にキャリアを重畳して行う電源重畳多重通信システムにおいて、 前記スレーブ電子制御ユニットは、自ユニットで制御する電装品のノイズデータを記憶した記憶手段と、 前記マスター電子制御ユニットからのノイズデータの送信要求を受けると、前記記憶手段のノイズデータを読み出して前記マスター電子制御ユニットに送信するデータ送信手段と、 前記マスター電子制御ユニットからのキャリア変更指令を受けると、以降、当該変更指令で指示された周波数のキャリアで前記通信を行うように切り換えるキャリア周波数切り換え手段とを具備し、 前記マスター電子制御ユニットは、所定条件が成立すると、前記スレーブ電子制御ユニットに前記ノイズデータの送信要求を行うデータ要求手段と、 前記スレーブ電子制御ユニットから送信されて来る前記ノイズデータを受信して収集するノイズデータ収集手段と、 前記収集したノイズデータに基づいて前記電装品から発生するノイズレベルが最も低い周波数帯を求める周波数帯取得手段と、 前記電源線に重畳するキャリアの周波数を前記取得された周波数帯に入る周波数に切り換えるキャリア変更指令を前記スレーブ電子制御ユニットに送信するキャリア変更指令送信手段と、 を具備することを特徴とする電源重畳多重通信システム。
IPC (2件):
H04B15/02 ,  H04B3/54
FI (2件):
H04B15/02 ,  H04B3/54
Fターム (13件):
5K046AA03 ,  5K046BB05 ,  5K046BB06 ,  5K046PS03 ,  5K046PS31 ,  5K046PS43 ,  5K046PS48 ,  5K046PS51 ,  5K052BB11 ,  5K052BB35 ,  5K052DD08 ,  5K052DD12 ,  5K052FF26

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