特許
J-GLOBAL ID:200903035566862950

ワーク加工機における熱変位補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 詔二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016684
公開番号(公開出願番号):特開平10-217068
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 石英棒等の溝切り加工に於いて、外界の温度変化に起因する熱変位に対する補正を簡単な操作で行ない、高精度加工を可能とする。【解決手段】 移動テーブル18は、移動手段であるボールネジ22と、これを駆動するサーボモータ26等の駆動手段より成り、当ワーク加工機14とは独立して設けた補正基準用スケール36の始点36aと終点36bとの検知センサー38を移動テーブルに取付けて、センサーからの始点及終点検知信号をNC制御演算手段34に入力して、補正基準用スケールの公称値長さと、スケール長さに対応する移動テーブルの移動距離又はこの移動距離に対応するボールネジ部分の長さ及び補正基準用スケールのスケール長さと移動距離又は該ボールネジ部分の長さとの誤差をそれぞれ演算し、駆動手段を制御するためのパラメータを自動調整する。
請求項(抜粋):
ワークを載置固定することができかつ移動可能な移動テーブルと、該移動テーブルを所定方向に移動させるためのボールネジと、該ボールネジを駆動する駆動手段と、該駆動手段を制御するとともに入力される加工情報に基づいて所定の演算を行なうNC制御演算手段とを有するワーク加工機において、所定の公称値スケール長さを有する補正基準用スケールを該ワーク加工機とは独立して設置するとともに該補正基準用スケールの始点と終点とを検知可能とされたセンサーを該移動テーブルに取付け、該移動テーブルを移動させて該センサーにより該補正基準用スケールの始点と終点を検知せしめ、該センサーからの始点検知信号及び終点検知信号を該NC制御演算手段に入力して該補正基準用スケールの公称値長さと該補正基準用スケールのスケール長さに対応する該移動テーブルの移動距離又はこの移動距離に対応するボールネジ部分の長さ及び該補正基準用スケールのスケール長さと該移動距離又は該ボールネジ部分の長さとの誤差をそれぞれ演算し、該NC制御演算手段においてこの演算された誤差に基づいて前記駆動手段を制御するためのパラメータを自動調整し、当該誤差を補正するようにしたことを特徴とするワーク加工機における熱変位補正装置。
IPC (2件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/404
FI (2件):
B23Q 15/18 ,  G05B 19/18 K
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-173147
  • 特開昭62-173147
  • 特開昭51-087690
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