特許
J-GLOBAL ID:200903035568305616

TDMAフレーム同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000370
公開番号(公開出願番号):特開平7-203543
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 複数の基地局が複数の移動局とTDMA方式により通信を行う無線通信システムにおける信号フレームの同期方法に関し、複数の基地局が同一周波数を時分割共有するシステムの場合であっても、同期を確立することのできる手段の実現を目的とする。【構成】 基地局ごとに基地局識別番号とTDMAフレーム内の信号を受信すべきスロットとを、予め定めておいて、基地局において、実際に信号が受信される時刻と相互同期手段に入力する受信時刻を、自局送信TDMAフレームと他局の送信TDMAフレームの時間的な衝突を避けられるような別の値に設定し、かつ各基地局は総合同期手段の出力から実際に送信する時刻を算出できるように構成する。
請求項(抜粋):
複数の基地局が複数の移動局とTDMA方式により通信を行う無線通信システムの、各基地局が、送受信するTDMA信号フレームの位相と、他の基地局から送信されたTDMA信号フレームの位相との差を検出し、少なくとも1つの他の基地局と自局とのTDMAフレームの位相差から、自局の送信すべきTDMA信号のフレーム位相を決定する動作を、各基地局がそれぞれ繰り返すことによって、全ての基地局が送受信するTDMA信号のフレーム同期をとる相互同期手段を有するTDMAフレーム同期方法において、基地局ごとに、各基地局に対応する基地局識別番号と、TDMAフレーム内の信号を受信すべきスロットとを予め定めておいて、各基地局は送信信号中に該基地局識別番号を含めて送信すると共に、他の基地局からの受信信号から基地局識別番号を検出して、当該基地局識別番号に対応して予め定められたTDMAフレーム内の信号を送信すべきスロットの位置に相当するオフセット量を他基地局からの受信信号の受信時刻に加算もしくは減算して、受信信号のTDMAフレーム位相の比較基準時刻とする受信時刻オフセット設定手段と、自局において予め定められた自局の送信信号のTDMAフレーム内の信号を送信すべきスロットの位置に相当するオフセット量を、相互同期手段出力に加算もしくは減算して自局の信号送信時刻とする送信時刻オフセット設定手段と、を有し、前記他の基地局からの信号を受信時刻をオフセットした時刻と自局送信信号の送信時刻をオフセット設定した時刻との差を基に相互同期を行うことを特徴とするTDMAフレーム同期方法。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/24 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04B 7/26 109 N ,  H04B 7/26 N

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