特許
J-GLOBAL ID:200903035570504740

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260450
公開番号(公開出願番号):特開平9-100741
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 燃焼速度の変動を受けにくいクランク角度において角速度を計測することで、精度良く気筒毎の燃焼状態を検出して、気筒毎に制御する。【解決手段】 点火時期ADVを読込み(S21)、点火時期が遅い程、第1のクランク角区間の開始角を遅らせると共に、第1のクランク角区間の開始角と第2のクランク角区間の開始角との相対間隔を広くするように、角速度の計測区間を変更する(S22)。そして、同一燃焼行程内の第1のクランク角区間の計測時間T1i と第2クランク角区間の計測時間T2i とから、時間変化量ΔTi =T2i -T1i を算出する(S24)。そして、時間変化量ΔTi に基づいて、角加速度変化量ΔNi =(K/ΔTi )-(K/ΔTi-1 )を算出する(S25)。そして、角加速度変化量ΔNi に基づいて、気筒別出力補正量(点火時期補正量、燃料噴射量補正量)を算出する(S28)。又は、スワール制御弁の状態や、EGR率により、角速度の計測区間を変更する。
請求項(抜粋):
燃焼行程にある気筒の判別が可能な信号及び単位クランク角に対応する信号を出力するクランク角検出手段と、同一燃焼行程内で予め定めた第1のクランク角区間と第2のクランク角区間とでそれぞれ角速度を計測する角速度計測手段と、各気筒毎に燃焼行程における第2のクランク角区間の角速度と第1のクランク角区間の角速度との差として角加速度を算出する角加速度算出手段と、気筒相互間の角加速度の差がなくなるように各気筒の出力補正量を算出する出力補正量算出手段と、各気筒毎に対応する出力補正量に基づいて燃焼状態制御パラメータを補正する出力補正手段と、を備える内燃機関の制御装置において、点火時期を検出する点火時期検出手段と、検出された点火時期に応じ、点火時期が遅い程、第1のクランク角区間の開始角を遅らせると共に、第1のクランク角区間の開始角と第2のクランク角区間の開始角との相対間隔を広くするように、角速度の計測区間を変更する計測区間変更手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/36 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 5/15
FI (5件):
F02D 41/36 B ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 45/00 362 B ,  F02P 5/15 E

前のページに戻る