特許
J-GLOBAL ID:200903035576381119

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291035
公開番号(公開出願番号):特開平11-123957
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 機械式自動変速機において、クラッチが摩耗した場合であっても路面の勾配や車両負荷に拘わらず坂道発進を常に確実且つスムーズに実施可能な坂道発進補助装置を提供する。【解決手段】 通常の坂道発進時には、解除条件C1〜C4が選択され、クラッチのストローク量が勾配度に応じて予め設定された所定ストローク量に達したときに制動力が解除される。一方、第1所定値S4以上の登り勾配度Sが検出されたとき(主として領域(b))、或いは、第1所定値S4よりも小さい第2所定値S5以上の登り勾配度Sが検出され且つ規定値α1以上の車両負荷の度合αVLが検出されたとき(クラッチの完接がなく停止した場合は規定値α2以下の加速度が検出されたとき)には(領域(a))、解除条件C5が選択され、一旦エンジン回転速度の所定量の低下が検出されて初めて上記制動力が解除される。
請求項(抜粋):
エンジンから駆動輪へ伝達される駆動力を断接可能に設けられたクラッチと、少なくとも前記クラッチを車両停止時には切断し車両発進時には接続するクラッチ断接制御手段と、前記クラッチのストローク量を検出するストローク量検出手段と、前記車両停止時に制動力を保持する制動力保持手段と、車両負荷の度合を検出する車両負荷度検出手段と、車両停止位置の路面の勾配度を検出する勾配度検出手段と、エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、前記車両発進時に、前記ストローク量検出手段によって検出されるストローク量が前記勾配度に応じて設定された所定ストローク量に達すると前記制動力を解除する第1の制動力解除制御手段と、前記車両発進時に、前記勾配度検出手段により第1所定値以上の登り勾配度が検出されたとき、或いは、前記勾配度検出手段により前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上の登り勾配度が検出され且つ前記車両負荷度検出手段により規定値以上の前記車両負荷の度合が検出されたときには、前記エンジン回転速度検出手段により一旦エンジン回転速度の所定量の低下が検出されると前記制動力を解除する第2の制動力解除制御手段と、を備えたことを特徴とする坂道発進補助装置。
IPC (3件):
B60K 41/24 ,  B60T 7/12 ,  F16D 13/00
FI (3件):
B60K 41/24 ,  B60T 7/12 A ,  F16D 13/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-110240
  • 特開平4-110240

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