特許
J-GLOBAL ID:200903035584425923

電動式ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295995
公開番号(公開出願番号):特開平10-138910
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキペダルの踏み込み時からアシスト力発生時までの作動応答性を向上させると共に、マスターシリンダから主ピストンとブーストピストンとの間からリークしたブレーキ液をリザーバタンク内に効率良く回収する。【解決手段】 ブレーキペダルに連結されたプッシュロッド23の先端側に主ピストン27を介してブレーキ液圧制御機構24を連係すると共に、ケース21内に設けられた電動機26の回転力をボールねじ機構25を介してプッシュロッドに伝達する装置である。主ピストン27の外周に、前記電動機とボールねじ機構を介して連係するブーストピストン28を主ピストンとは独立に摺動自在に設けると共に、ブーストピストンの周壁に第1回収用通路孔44を設け、かつ第1リリーフポート50の側部に第2回収用通路孔51を形成した。
請求項(抜粋):
一端部がブレーキペダルに連係したピストン推力伝達機構と、該ピストン推力伝達機構の他端部に連係されたブレーキ液圧制御機構と、前記ピストン推力伝達機構に加えられた推力をボールねじ機構を介してアシストする電動機とを備えた電動式ブレーキ倍力装置において、前記ピストン推力伝達機構の主ピストンの外周に、一端部が前記ブレーキ液圧制御機構のマスターシリンダ内に延在し、前記主ピストンとは独立して軸方向へストローク移動する筒状のブーストピストンを摺動自在に設けると共に、該ブーストピストンの他端部に前記電動機のロータの回転力を直線運動に変換するボールねじ機構を連係し、かつ前記主ピストンとブーストピストンとのそれぞれ独立したストローク移動によって前記マスターシリンダ内にブレーキ液圧を発生させると共に、前記マスターシリンダとブーストピストンの各周壁に、マスターシリンダの液室から主ピストンとブーストピストンとの間にリークしたブレーキ液を液圧通路からリザーバタンク内に回収する回収用通路孔を形成したことを特徴とする電動式ブレーキ倍力装置。

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