特許
J-GLOBAL ID:200903035586222639
深絞り性の優れた冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282053
公開番号(公開出願番号):特開平8-170123
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 連続焼鈍または再結晶焼鈍の加熱過程において特定の温度域からの加熱速度を急速化することにより、深絞り性の優れた冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼板の製造を可能にするものである。【構成】 0.01%以下の炭素量とした極低炭素鋼をAr3 点以上の温度域で仕上熱延を終了した後、600〜800°Cの温度域で巻取り、酸洗、冷間圧延後、連続焼鈍または再結晶焼鈍においてある特定範囲の温度域を100°C/s以上の加熱速度で加熱することで優れた深絞り性を有する冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼板を製造することができる。
請求項(抜粋):
C :0.001〜0.01wt%Si:0.01〜1wt%Mn:0.05〜1.5wt%P :0.1wt%以下S :0.015wt%以下Al:0.005〜0.1wt%N :0.005wt%以下残部Fe及び不可避的不純物元素からなる鋼を連続鋳造にてスラブとした後再加熱あるいは鋳造後直ちにAr3 変態点以上の温度で仕上熱延を終了して、600〜800°Cの温度域で巻取り、酸洗後通常の方法で冷間圧延を施した後、連続焼鈍で常温からT1 :400〜700°Cの温度範囲までは100°C/s以下の加熱速度で加熱し、続いて100〜3000°C/sの加熱速度でT2 :750〜910°Cの温度域まで昇温した後、直ちにあるいは所定時間保持後室温まで冷却し、さらに調質圧延を行うことを特徴とする深絞り性の優れた冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48
, C23C 2/06
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
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