特許
J-GLOBAL ID:200903035589766826

ビニルアルコール反応スラリーからの塩基性残留物の除去

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513329
公開番号(公開出願番号):特表平9-504571
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】ポリ酢酸ビニルからポリビニルアルコール・ポリマーを調製した後で、該ポリビニルアルコール・ポリマー中に残存する金属性の灰分生成性残留物は、ポリビニルアルコール・ポリマーの調製後および該ポリマーの単離前に該ポリマーのスラリーをイオン交換樹脂粒子と接触させ、次に、該イオン交換樹脂粒子を上記ポリビニルアルコール・ポリマー粒子から、両者の粒径または重量の差を利用して除去することを包含する方法により除去される。このポリビニルアルコール・ポリマーは全般的に固体状態を保持し、溶解および再沈殿の必要がない。
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコール・ポリマーを粒子スラリーとして製造した後で、しかし単離する前に、該ポリビニルアルコール・ポリマーから残存している金属性の灰分生成性残留物を除去する方法であり、 (a)(i)ポリ酢酸ビニル・ポリマーからの塩基補助ポリビニルアルコール・ポリマー製造により得られる反応スラリーと(ii)粒子状カチオン性イオン交換樹脂とからスラリー混合物を形成する工程であって、前記イオン交換樹脂の平均粒径または平均重量が、ポリビニルアルコール・ポリマー粒子の平均粒径または平均重量とは実質的に異なることを特徴とする工程と、 (b)前記スラリー混合物を十分な時間にわたって撹拌して、イオン交換樹脂中のカチオンの少なくとも20%を金属イオンとイオン交換させる工程と、 (c)任意で、前記スラリー混合物のスラリー液を除去し、得られた粒子混合物を乾燥する工程と、 (d)示差粒子分離手段により前記イオン交換樹脂を除去する工程と、 (e)前記工程(c)が行われない場合、前記スラリー液を除去し、得られたポリビニルアルコール・ポリマーを乾燥する工程とを備えることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 6/00 MFU ,  C08F 16/06 MKV
FI (2件):
C08F 6/00 MFU ,  C08F 16/06 MKV

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