特許
J-GLOBAL ID:200903035593492862

ブレーキ倍力装置を備えた制動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046142
公開番号(公開出願番号):特開平8-216868
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【構成】 ブレーキ倍力装置のバルブボデイ16の末端筒状部16aに弁座50を設けるとともに、入力軸8に弁部材49を摺動自在に設けている。上記弁部材49はアクチエータ51によって進退動され、弁部材49が上記弁座50に着座されて圧力通路35が閉鎖された状態では、ブレーキ倍力装置による倍力作用が行なわれることがない。また、回生制動装置を備えた車両の制動システムに組込んでもよい。【効果】 ブレーキ倍力装置による倍力作用を停止させることができるので、車両の積載状態に応じた好適な制動力を確保することができる。また回生制動装置による大きな回生制動力が得られるまでブレーキ倍力装置による倍力作用を停止させることができるので、回生制動装置の有効利用を図ることができる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏力を倍力するブレーキ倍力装置と、このブレーキ倍力装置によって作動されてブレーキ液圧を発生させるマスターシリンダとを備え、上記ブレーキ倍力装置は、シェル内に摺動自在に設けられ、かつそのリヤ側の末端筒状部をシェル外部に突出させたバルブボデイと、このバルブボデイの外周部に設けられ、作動方向前方側に定圧室を、後方側に変圧室を区画形成するパワーピストンと、上記バルブボデイ内に収容されて流路を切換える弁機構と、上記末端筒状部内に形成して大気に開放させた圧力通路と、上記弁機構を作動させて流路を切換えさせ、上記圧力通路から変圧室に大気を供給してパワーピストンを前進させる入力軸とを備えている、ブレーキ倍力装置を備えた制動システムにおいて、上記末端筒状部の端部に上記圧力通路を囲む弁座を設けるとともに、上記入力軸に上記弁座に着座して上記圧力通路を閉鎖する弁部材を摺動自在に設け、さらに該弁部材を進退動させるアクチエータを設けたことを特徴とするブレーキ倍力装置を備えた制動システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-123902
  • 特開平2-123902

前のページに戻る