特許
J-GLOBAL ID:200903035596211201
抵抗膜接触型タッチパネル制御装置及び制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-160949
公開番号(公開出願番号):特開平11-353100
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 アナログスイッチのオン抵抗の調整や補正を行うことなく常に正確な押圧位置を算出すること。【解決手段】 各電極に接続され、各電極のアナログ値の電位を検出する電極電位検出手段と、電極電位検出手段が検出したアナログ値の電位をディジタル電位に変換してディジタル値の電位情報を出力するアナログ/ディジタル変換手段と、アナログ/ディジタル変換手段より得られるディジタル値の電位情報に基づいて所定の押圧座標特定演算を行い、抵抗膜接触型タッチパネルのパネル上の押圧点の座標位置を特定する記憶演算手段を有する。
請求項(抜粋):
線形特性の抵抗値を有する一対の抵抗膜をスペーサを介して重ね合わせ、当該一方の抵抗膜のX座標軸方向の両端に電極を各々設けると共に、当該他方の抵抗膜のY座標軸方向の両端に電極を各々設け、抵抗膜面が押圧されない状態では当該一対の抵抗膜が接触せず、押圧されたときに当該一方の抵抗膜と当該他方の抵抗膜とが当該押圧点において接触するように構成して当該押圧点の2次元座標位置を特定する抵抗膜接触型タッチパネルと、前記X座標軸方向の一方の電極及び前記Y座標軸方向の一方の電極に電圧を供給する電圧印加電源と、前記電圧印加電源を前記X座標軸方向の一方の電極に接続または離間する第1の切換手段と、前記電圧印加電源を前記Y座標軸方向の一方の電極に接続または離間する第2の切換手段と、前記X座標軸方向の他方の電極を接地電位に接続または離間する第3の切換手段と、前記Y座標軸方向の他方の電極を接地電位に接続または離間する第4の切換手段と、前記各電極に接続され、当該各電極のアナログ値の電位を検出する電極電位検出手段と、前記電極電位検出手段が検出した前記アナログ値の電位をディジタル電位に変換してディジタル値の電位情報を出力するアナログ/ディジタル変換手段とを備えた抵抗膜接触型タッチパネル制御装置であって、前記アナログ/ディジタル変換手段より得られる前記ディジタル値の電位情報に基づいて所定の押圧座標特定演算を行い、前記抵抗膜接触型タッチパネルのパネル上の押圧点の座標位置を特定する記憶演算手段を有し、前記記憶演算手段は、前記第1切換手段と前記第3切換手段とを接続状態に設定する制御、及び前記第2切換手段と前記第4切換手段を離間状態に設定する制御を実行することにより、前記X座標軸方向の両電極の基準電位を前記電極電位検出手段及び前記アナログ/ディジタル変換手段を制御して基準電位情報として記憶し、また前記第2切換手段と前記第4切換手段とを接続状態に設定する制御、及び前記第1切換手段と前記第3切換手段を離間状態に設定する制御を実行することにより、前記Y座標軸方向の両電極の基準電位を前記電極電位検出手段及び前記アナログ/ディジタル変換手段を制御して前記基準電位情報として記憶し、前記抵抗膜の膜面が押圧されたときの押圧点の2次元座標位置を特定する場合、前記第2切換手段と前記第4切換手段とを接続状態に設定する制御、前記第1切換手段と前記第3切換手段を離間状態に設定する制御、及び前記X座標軸方向のいずれかの一方の電極に接続された前記電極電位検出手段及び前記アナログ/ディジタル変換手段を制御して生成した電位情報を検出する制御とを実行することにより、記憶した前記Y座標軸方向の前記基準電位情報に基づいて前記押圧座標特定演算を実行してY座標軸方向の座標位置を特定し、前記第1切換手段と前記第3切換手段とを接続状態に設定する制御、前記第2切換手段と前記第4切換手段を離間状態に設定する制御、及び前記Y座標軸方向のいずれかの一方の電極に接続された前記電極電位検出手段及び前記アナログ/ディジタル変換手段を制御して生成した電位情報を検出する制御を実行することにより、記憶した前記X座標軸方向の前記基準電位情報に基づいて前記押圧座標特定演算を実行して前記X座標軸方向の座標位置を特定することを特徴とする抵抗膜接触型タッチパネル制御装置。
IPC (3件):
G06F 3/03 320
, G06F 3/03 380
, G06F 3/033 360
FI (3件):
G06F 3/03 320 F
, G06F 3/03 380 B
, G06F 3/033 360 H
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