特許

J-GLOBAL ID：200903035596880367

油圧パイロット装置

発明者： 豊岡 司 ,  落合 正巳 ,  安田 知彦 ,  勝木 公雄
出願人/特許権者： 日立建機株式会社
代理人 (1件)： 武 顕次郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-231816
公開番号（公開出願番号）：特開平5-223105
出願日： 1992年08月31日
公開日（公表日）： 1993年08月31日
要約：

【要約】【目的】 油圧作業機械のアクチュエータを緩動作させる緩切り換えモードでもアクチュエータの急逆操作を行うことができ、また信号によって通常のモードに切り換えられる油圧パイロット装置の提供。【構成】 方向切換弁2と、方向切換弁2の駆動を制御する操作手段9と、方向切換弁2と操作手段9を接続するパイロット管路10a,10bとを備え、そのパイロット管路10a,10bに絞り14a,14b、逆止弁15a,15b、開閉弁16a,16bをそれぞれ並列に設け、開閉弁16a,16bはパイロット管路10b,10aとそれぞれパイロット管路12b,12aによって接続され、パイロット管路12b,12aには、緩切り換えモードと通常モードとを選択できる切換弁19b,19aを設けている。

請求項（抜粋）：

油圧アクチュエータの駆動を制御する方向切換弁と、該方向切換弁の一方側に設けた第1のパイロット室及び他方側に設けた第2のパイロット室と、この方向切換弁を操作する第1のパイロット弁及び第2のパイロット弁と、該第1,第2のパイロット弁にそれぞれ接続されたタンク及び圧油源と、第1のパイロット弁及び第1のパイロット室を接続する第1のパイロット管路と、第2のパイロット弁及び第2のパイロット室を接続する第2のパイロット管路と、前記第1のパイロット管路に介在され第1のパイロット管路の圧油の流れを規制する第1の制御手段と、第1のパイロット管路に前記第1の制御手段と並列に介在した第1の流量制限手段と、前記第2のパイロット管路に介在され第2のパイロット管路の圧油の流れを規制する第2の制御手段と、第2のパイロット管路に前記第2の制御手段と並列に介在した第2の流量制限手段とからなる油圧パイロット装置において、前記第1,第2のパイロット弁から方向切換弁への流れを許容し、前記方向切換弁から第1,第2の前記パイロット弁への流れを阻止する第1,第2の流れ制限手段を、前記第1,第2の流量制限手段及び前記第1,第2の制御手段に並列に第1,第2のパイロット管路にそれぞれ接続し、前記第1の流量制限手段、第1の流れ制限手段及び第1の制御手段と前記第1のパイロット弁との間の前記第1のパイロット管路に第3のパイロット管路を介して第2の制御手段を接続し、前記第2の流量制限手段、第2の流れ制限手段及び第2の制御手段と前記第2のパイロット弁との間の前記第2のパイロット管路に第4のパイロット管路を介して第1の制御手段を接続し、さらに前記第1,第2の制御手段は、第3の制御手段からの信号に基づいて第1,第2のパイロット管路の圧油の流れを規制する方向へ制御するように構成したことを特徴とする油圧パイロット装置。

IPC (2件)：

F15B 11/08 ,  E02F 9/22

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭48-009321
  
• 特開昭48-009321