特許
J-GLOBAL ID:200903035597758417
感熱色素転写用集成体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079248
公開番号(公開出願番号):特開平11-314469
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 再プロトン化速度の高い感熱色素転写用集成体を提供すること。【解決手段】 (a)高分子バインダー中に色素を分散させてなる色素層を支持体上に有する色素供与体要素であって、前記色素が、特定のカチオン性色素前駆体又は側部塩基性色素であるもの、並びに(b)色素像受容性高分子層を支持体上に有し、前記色素層が前記色素像受容性高分子層と接触するように前記色素供与体要素と重なり合う関係にある色素受容性要素であって、前記色素像受容性高分子層が、Tgが19°C未満であり且つ酸度をまったく又はわずかしか示さないポリマー、スルホン化ポリエステル及び強酸の遷移金属塩又はメタロイド塩の水和物の混合物を含むもの、を含んでなる感熱色素転写用集成体。
請求項(抜粋):
(a)高分子バインダー中に色素を分散させてなる色素層を支持体上に有する色素供与体要素であって、前記色素が、1)電気的に中性な脱プロトンされた非局在化カチオン性色素前駆体、2)式D-(L-E)m 〔式中、Dは色素残基を表し、Lは結合基を表し、Eは塩基性を有する部分を表し、そしてmは1〜3の整数を表す。〕で表される側部塩基性色素、又は3)下記構造式:【化1】{上式中、R1 、R2 及びR3 は、各々独立に、炭素原子数1〜10個の置換もしくは無置換アルキル基、炭素原子数6〜10個の置換もしくは無置換アリール基、炭素原子数5〜10個の置換もしくは無置換ヘタリール基又は置換もしくは無置換アリル基を表し、A及びBは、各々独立にN又はCRを表し且つ、芳香族又はヘテロ芳香族の環系の一部であることができ、Xは、-OR、-N(R)2 、-NRCOR、-NRSO2 R、-SR、-SO2 R、-S(O)R、-O2 CR、-NRCON(R)2 、-OCON(R)2 、-SO2 N(R)2 又は-NRCOOR〔上記式中、Rは、各々独立にH又はR1 を表す。〕を表し、Zは、別の炭素環式環又はヘテロ環式環と縮合されていてもよい5員又は6員のヘテロ環式環を完成するために必要な複数の原子を表し、nは1〜5の整数を表し、XとR1 とが結合して5〜7員環を形成していてもよく、そしてR2 及びR3 は、互いに結合し又は各々独立にAもしくはBと結合して、5〜7員環を形成していてもよい。}で表されるカチオン性色素前駆体であるもの、並びに(b)色素像受容性高分子層を支持体上に有し、前記色素層が前記色素像受容性高分子層と接触するように前記色素供与体要素と重なり合う関係にある色素受容性要素であって、前記色素像受容性高分子層が、1)Tgが19°C未満であり且つ酸度をまったく又はわずかしか示さないポリマー、2)スルホン化ポリエステル、及び3)強酸の遷移金属塩又はメタロイド塩の水和物の混合物を含むものを含んでなる感熱色素転写用集成体。
IPC (2件):
FI (3件):
B41M 5/26 101 K
, B32B 27/36
, B41M 5/26 101 H
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