特許

J-GLOBAL ID：200903035601210731

高温用耐酸化性合金材料及びその製造方法

発明者： 菖蒲 一久 ,  平井 寿敏 ,  田原 竜夫 ,  上野 英俊 ,  北原 晃
出願人/特許権者： 経済産業省産業技術総合研究所長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-322391
公開番号（公開出願番号）：特開2001-140030
出願日： 1999年11月12日
公開日（公表日）： 2001年05月22日
要約：

【要約】【課題】 常温での靭性を確保するために延性を示すNb基金属相を含みながら、高温酸化雰囲気中で緻密な酸化膜を生じ、コーティングが破損した場合でも優れた耐酸化性を保持し得る自己修復機構をもった高温用Nb基合金材料を提供する。【解決手段】 この高温用耐酸化性合金材料は、原子割合で、Nb-(15〜40%)Ti-(5〜20%)Alで表わされるNb基固溶金属相を体積割合で10%以上含み、残部が耐酸化性に優れる一種以上の金属間化合物相またはセラミック相より構成される複相合金に、高温酸化雰囲気中で表面に主にMgOにより成る緻密な酸化膜を生成するに必要な微量の金属Mgを添加することにより構成する。

請求項（抜粋）：

原子割合で、Nb-(15〜40%)Ti-(5〜20%)Alで表わされるNb基固溶金属相を体積割合で10%以上含み、残部が耐酸化性に優れる一種以上の金属間化合物相またはセラミック相より構成される複相合金に、高温酸化雰囲気中で表面に主にMgOにより成る緻密な酸化膜を生成するに必要な微量の金属Mgを添加してなる高温用耐酸化性合金材料。

IPC (6件)：

C22C 27/02 102 ,  C22C 1/04 ,  C22C 1/05 ,  C22C 30/00 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 691

FI (6件)：

C22C 27/02 102 Z ,  C22C 1/04 E ,  C22C 1/05 A ,  C22C 30/00 ,  C22F 1/00 D ,  C22F 1/00 691 A

Fターム (11件)：

4K018AA40 ,  4K018AB01 ,  4K018AB05 ,  4K018AB10 ,  4K018AC04 ,  4K018BA03 ,  4K018BA08 ,  4K018BA20 ,  4K018DA14 ,  4K018FA27 ,  4K018KA07

引用特許：

審査官引用 (4件)

• Nb-Ti-Al合金マトリックスとNb基強化材とからなる複合体構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-357708   出願人：ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
• 特開昭63-262452
  
• 特開昭47-027840
  
• 特開昭54-039422