特許
J-GLOBAL ID:200903035601410080

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337274
公開番号(公開出願番号):特開平5-172217
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】テーパードローラベアリングのアウタレースの位置決めを容易に行うことができるだけでなく、アウタレースの加工コストを低減する。【構成】両側に端面を有する軸支持部が一体的にケースの内方に突出形成され、上記軸支持部の穴部の内周側にベアリングが設けられて回転部材を回転支持する。軸支持部の端面に当接するように、アウタレース61の外周に2個のスナップリング64,65が取り付けられ、アウタレース61が位置決めされる。アウタレース61の外周面は研磨加工され、2箇所に上記スナップリング64,65を固定するための溝72,73が形成されていて2組の位置決め手段を形成する。アウタレース61の外周には段部がないので、研磨加工が容易になる。また、各溝72,73は一体型のバイトで同時加工することができる。上記位置決め手段には、溝72,73内に取り付けた時にスナップリング64,65が軸方向に移動して上記軸支持部の端面を押圧するためのテーパ部が形成されているのでガタが発生することがなくなる。
請求項(抜粋):
ケースの内方に一体的に突出形成され両側に端面を有する軸支持部と、該軸支持部の中心側に形成された穴部の内周側に配設され、アウタレース及びインナレースを有するベアリングと、前記インナレースの内周側に配設された回転部材と、前記軸支持部の端面に当接するように前記アウタレースの外周に取り付けられた2個のスナップリングを有し、前記アウタレースの外周面は、前記穴部の内周面に圧入嵌合するために研磨加工され、かつ軸方向における2箇所に前記2個のスナップリングを固定するための2本の溝が形成されていて、前記2個のスナップリングと2本の溝によって2組の位置決め手段を形成しており、少なくとも一方の位置決め手段は、溝内に取り付けた時にスナップリングが軸方向に移動して前記軸支持部の端面を押圧するためのテーパ部が形成されていることを特徴とする自動変速機。
IPC (3件):
F16H 57/02 501 ,  F16C 35/067 ,  F16H 3/02

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