特許
J-GLOBAL ID:200903035603952875

芳香族炭酸エステル製造用触媒およびそれを用いた芳香族炭酸エステルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286258
公開番号(公開出願番号):特開平7-227546
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 炭酸エステルと芳香族ヒドロキシ化合物とのエステル交換反応あるいは脂肪族芳香族炭酸エステルのエステル交換反応による不均化によって、芳香族炭酸エステルを収率良く工業的に有利に製造するために用いる触媒およびそれを用いた製造法を提供することにある。【構成】 炭酸エステルと芳香族ヒドロキシ化合物とのエステル交換反応あるいは脂肪族芳香族炭酸エステルのエステル交換による不均化によって芳香族炭酸エステルを製造するための触媒であって、反応液に不溶性の、IV族金属元素を導入したマイクロポーラスマテリアルを含有することを特徴とする触媒、および該触媒を用いた芳香族炭酸エステルの製造法である。【効果】 IV族金属元素を導入したマイクロポーラスマテリアルは反応液に実質的に溶解しせず、不均一触媒として使用でき、触媒の分離が容易で工業的に非常に有利になる。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)(R1-O)CO(O-R2) ...(I)(式中、R1およびR2は、アルキル基、シクロアルキル基、アリールアルキル基または置換基を有していても良いアリール基である。ただしR1およびR2の少なくとも一方は前記アルキル基である。)で表される炭酸エステルと、芳香族ヒドロキシ化合物とを、液相でエステル交換反応させて、下記一般式(II)(R3-O)CO(O-R4) ...(II)(式中、R3およびR4は、アルキル基、シクロアルキル基、アリールアルキル基または置換基を有していてもよいアリール基である。ただしR3およびR4の少なくとも一方は前記アリール基であり、また前記一般式(I)中のR1およびR2のいずれかが前記アリール基の場合は、R3とR4は共に前記アリール基である。)で表される芳香族炭酸エステルを製造する際に用いる触媒であって、該触媒が、反応液に実質的に溶解しない、IV族金属元素を導入したマイクロポーラスマテリアルを含有することを特徴とする芳香族炭酸エステル製造用触媒。
IPC (4件):
B01J 29/89 ,  C07C 68/06 ,  C07C 69/96 ,  C07B 61/00 300

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