特許
J-GLOBAL ID:200903035604627293

ロックアップクラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-317018
公開番号(公開出願番号):特開2004-150548
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】ロックアップクラッチのスリップ制御において、学習頻度を可及的に高め、容量の大きいタイマを具備する必要をなくすことを課題とする。【解決手段】流体式伝動装置の入出力要素間のスリップ量が所定の目標スリップ量に収束する時点tx,tx′よりも前の所定時点ta,tyにおけるスリップ量の目標値を設定し、その設定した途中目標値と上記所定時点ta,tyにおける実スリップ量とから、該実スリップ量が上記途中目標値となるようにロックアップクラッチの締結力の制御量を補正し、その補正した制御量を用いて次回のスリップ制御を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両の運転状態が、流体式伝動装置の入力要素と出力要素とが完全に締結されるロックアップ領域、半ば締結されるスリップ領域、及び完全に解放されるコンバータ領域のいずれに属するかを判定する判定手段と、該判定手段で車両の運転状態がコンバータ領域からスリップ領域へ移行したと判定されたときは、流体式伝動装置の入出力要素間のスリップ量が所定の目標スリップ量に収束するようにロックアップクラッチの締結力を制御するスリップ制御手段とを備えるロックアップクラッチのスリップ制御装置であって、上記スリップ制御手段によるスリップ制御により流体式伝動装置の入出力要素間のスリップ量が所定の目標スリップ量に収束する前における所定時点での上記スリップ量の目標値を設定する設定手段と、該設定手段で設定された目標値と上記所定時点でのスリップ量の実際値とから、該実際値が上記目標値となるように上記ロックアップクラッチの締結力の制御量を補正する補正手段と、該補正手段で補正された制御量を用いて上記スリップ制御手段に次回のスリップ制御を行わせる学習手段とを備えることを特徴とするロックアップクラッチのスリップ制御装置。
IPC (1件):
F16H61/14
FI (1件):
F16H61/14 601J
Fターム (6件):
3J053CA03 ,  3J053CB14 ,  3J053DA02 ,  3J053DA06 ,  3J053DA14 ,  3J053EA02

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