特許
J-GLOBAL ID:200903035605722249

衝撃吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101300
公開番号(公開出願番号):特開平10-287268
出願日: 1997年04月18日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】衝撃発生時に被衝撃体が剛体に対して相対的に移動する方向と直交する方向に、衝撃吸収体又は係合ピンが非衝撃時に剛体又は衝撃吸収体に対して相対移動でき、簡単な構成で被衝撃体の衝撃エネルギを効率良く吸収できる。【解決手段】被衝撃体に係合ピン27が衝撃発生時の被衝撃体の相対的な移動方向と直交する方向に突設される。衝撃吸収体28のゴム製の弾性ブロック34はその前端に設けられた通孔34aを係合ピンに嵌入することにより被衝撃体に取付けられ、弾性ブロックの後端は剛体24から所定の間隔をあけて前方に位置する。弾性ブロックには前端が通孔に連通し後端が弾性ブロックの後端近傍まで延びかつ係合ピンの外径より小さい幅を有する長溝34bが形成される。弾性ブロックの外周面のうち通孔及び長溝が形成されていない面は剛性を有するアウタケース36により覆われる。
請求項(抜粋):
被衝撃体(13)に取付けられかつ前記被衝撃体(13)の後方に設けられた剛体(24)に圧接されて前記被衝撃体(13)に作用する衝撃エネルギを吸収する衝撃吸収体(28)を備えた衝撃吸収装置において、前記被衝撃体(13)に所定の外径を有する係合ピン(27,87)が前記被衝撃体(13)への衝撃発生時に前記被衝撃体(13)の移動方向と直交する方向に突設され、前記衝撃吸収体(28)が、前端に設けられた通孔(34a,84a)を前記係合ピン(27,87)に嵌入することにより前記被衝撃体(13)に取付けられ後端が前記剛体(24)から所定の間隔をあけて前方に位置するゴム製の弾性ブロック(34,84)と、前記弾性ブロック(34,84)に形成され前端が前記通孔(34a,84a)に連通し後端が前記弾性ブロック(34,84)の後端又は後端近傍まで延びかつ前記係合ピン(27,87)の外径より小さい幅を有する長溝(34b)と、前記弾性ブロック(34,84)の外周面のうち前記通孔(34a,84a)及び前記長溝(34b)が形成されていない面を覆う剛性を有するアウタケース(36)とを備えたことを特徴とする衝撃吸収装置。
IPC (3件):
B62D 25/08 ,  B60R 21/02 ,  B62D 33/06
FI (3件):
B62D 25/08 B ,  B60R 21/02 M ,  B62D 33/06 B

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