特許
J-GLOBAL ID:200903035607219587

冷媒用流量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152279
公開番号(公開出願番号):特開平10-002639
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 正逆の流れ方向を有する流れの中で適切な流量制御が広範囲で行え、冷媒音騒音の発生を抑制するようにした冷媒用流量制御弁を提供する。【解決手段】 ステッピングモータ28によって駆動することにより、弁体26を回転させながら軸方向に進退させ、離着座部分が軸方向に離間し対向するよう弁体26に設けられた第1の弁部26aと第2の弁部26bを、弁本体21内に固着された弁座体25の両端に形成した第1の弁座25aと第2の弁座25bに離着座させるよう構成し、弁体26の進退により第1の弁部26aと第1の弁座25aの対で開閉を行う時に、第2の弁部26bと第2の弁座25bの対が開放状態となり、また第2の弁部26bと第2の弁座25bの対で開閉を行う時に、第1の弁部26aと第1の弁座25aの対が開放状態となることで、冷媒の正逆の流れに対し流れの形態が変わらなくなり、比較的広い流量制御範囲においても適切な流量制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
弁体を軸方向に進退させ、前記弁体の弁部を弁本体内に設けられた弁座に離着座させて開閉動作させるようにした冷媒用流量制御弁において、前記弁部は、前記弁体に2つ備えられると共に該弁部の離着座部分が軸方向に離間して対向するよう設けられたものであり、前記弁座は、前記両弁部の間に該両弁部とそれぞれ対をなすよう前記弁本体に2つ備えられたものであって、前記弁体の進退により前記弁部と前記弁座の一方対で開閉を行う時に、前記弁部と前記弁座の他方対が開放状態となるよう構成したことを特徴とする冷媒用流量制御弁。

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