特許
J-GLOBAL ID:200903035607344420

核スピン断層撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-198846
公開番号(公開出願番号):特開平8-056932
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 パルス系列での振動開始時間を低減して、それと共に、スピンのプリパレーションを可能にすること。【構成】 繰返し時間TR及びフリップ角αで、極性が切替わる定常状態パルス系列の場合、定常状態では、磁化の偏向は、第1の値+α/2と第2の値-α/2との間で動く。パルス系列の開始前、第1の励起パルスの前の間隔TR/2の時間位置で、フリップ角α/2の高周波パルスRF0が照射される。それにより、定常状態が比較的早期に達成され、スピンプリパレーションを実行することができる。
請求項(抜粋):
核スピン断層撮影装置であって、a)フリップ角α<90°の励起パルス(RF)でスピンを励起する手段(16,9)と、b)第1の方向及び当該第1の方向に対して垂直な第2の方向の第1の各勾配パルス(G<SB>R2</SB>,G<SB>p2</SB>)を加える手段(12)と、c)前記第1の方向の第1の勾配パルス(G<SB>R2</SB>)とは逆符号の前記第1の方向の第2の勾配パルス(G<SB>R3</SB>)の下で核共鳴信号(S)を読み出す手段(9,16)と、d)前記第1及び第2の方向の勾配パルス(G<SB>R4</SB>,G<SB>p3</SB>)によってリフェージングを行なう手段(12)と、e)前記第2の方向の種々異なった勾配パルスを用い、且つ、前記フリップ角の符号を切替て、所定繰返し時間(T<SB>R</SB>)で前記各手段a)〜d)により実行される各ステップを繰り返す手段とを有しており、その都度前記励起パルス(RF)の位相位置を反転することにより、前述のような磁化の偏向が、実質的に+α/2のフリップ角と-α/2のフリップ角との間で移動するような定常状態となるように構成されている核スピン断層撮影装置において、f)前記手段a〜eによるパルス系列の開始前、第1の励起パルス(RF<SB>1</SB>)の前の間隔T<SB>R</SB>/2の時間位置で、フリップ角α/2の高周波パルス(RF<SB>0</SB>)を、前記第1の励起パルス(RF<SB>1</SB>)とは逆の位相位置で照射する手段(16,9))が設けられていることを特徴とする核スピン断層撮影装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 311 ,  G01N 24/08 510 Y

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