特許

J-GLOBAL ID：200903035609750123

アクリル系嵩高編織物

発明者： 折野 昌司 ,  松本 忠之 ,  黒田 明輝
出願人/特許権者： 東レ株式会社
代理人 (1件)： 篠田 巌
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-265389
公開番号（公開出願番号）：特開平7-102443
出願日： 1993年09月30日
公開日（公表日）： 1995年04月18日
要約：

【要約】【目的】布帛自体の構造を嵩高化し、積極的に太陽光を選択吸収し熱変換して保温性を高めると共に、低湿度環境下で高度の制電性を有するアクリル系嵩高編織物を提供する。【構成】編織物を、沸水収縮率8〜35%の高収縮性繊維と、沸水収縮率3%以下の低収縮性繊維からなる嵩高糸で構成し、低収縮性繊維中に導電繊維が全繊維中3〜50重量%混用し、該導電性繊維は、カーボンブラック含有帯電防止ポリマが単繊維中に筋状に配向され、該帯電防止ポリマが繊維表面に少なくとも一部露出したアクリル系繊維であり、該導電性繊維の電気比抵抗は10〜106Ω・cmであり、該導電性繊維のみからなる目付200g/m2の筒編地の760mμ〜2000mμの波長領域の最大分光反射率が10%以下であり、かつ編織物中に含まれる全カーボンブラック量が0.1重量%以上で、編織物の外面部に該低収縮率繊維が偏って配置され、摩擦帯電圧が2kv以下であるアクリル系嵩高編織物。

請求項（抜粋）：

編織物が、沸水収縮率が8%〜35%の高収縮性繊維と沸水収縮率が3%以下の低収縮率性繊維からなる嵩高糸で構成されており、嵩高糸の低収縮率性繊維中には、導電性繊維が全繊維中3〜50重量%混用されてなり、該導電性繊維は、カーボンブラック含有帯電防止ポリマが単繊維中に筋状に配向されており、該帯電防止ポリマが繊維表面に少なくとも一部露出したアクリル系繊維からなり、該導電性繊維の電気比抵抗は10〜106Ω・cmであり、該導電性繊維のみからなる紡績糸で編成した目付200g/m2の筒編地の、760mμ〜2000mμの波長領域における最大分光反射率が10%以下であり、かつ編織物中に含まれる全カーボンブラック量が0.1重量%以上であり、編織物の外面部に該低収縮率性繊維が偏って配置されており、摩擦帯電圧が2kv以下の編織物であることを特徴とするアクリル系嵩高編織物。

IPC (4件)：

D03D 15/00 ,  D02G 3/04 ,  D02G 3/24 ,  D04B 1/14