特許
J-GLOBAL ID:200903035615847120

バランスピストン型リリーフ弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 冨田 輝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364751
公開番号(公開出願番号):特開平11-072172
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 低いパイロット圧でリリーフ圧を確実に2段階に調節することができるバランスピストン型リリーフ弁を提供する。【解決手段】 本体ケース8内には、ポペット弁13を押圧する大ばね15Bと小ばね15Aとが設けられている。大ばね15Bは、受け金14と本体ケース8内に形成したつば部11とで支持され、小ばね15Aは、受け金14と本体ケース8内におさめた可動ピストン12とで支持されている。本体ケース8にはパイロット室10を設けた位置決めプラグ9がねじ込まれており、その内側端面で可動ピストン12を受け止める。
請求項(抜粋):
弁本体内にバランスピストンとポペット弁とをそなえたバランスピストン型リリーフ弁において、ポペット弁を押圧する高いばね荷重を持つ大ばねと低いばね荷重を持つ小ばねとをばね室内に配置し、大ばねの反ポペット弁側の端部は弁本体内周壁側の固定受け部に支持させ、小ばねの反ポペット弁側の端部は弁本体におさめた可動ピストンの一端面に支持させ、可動ピストンの軸方向の移動量を弁本体に取り付けた位置決めプラグ側の制止部と弁本体に設けた制止部とにより規制し、可動ピストンの反ばね室側の端面にパイロット室を開口させ、パイロット室に油圧力が作用しない時には、可動ピストンがばね力により位置決めプラグ側の制止部に押圧された位置に保持され、ばね力以上の油圧力が作用すると、可動ピストンが弁本体の制止部に押圧された位置に保持されることにより、小ばねのばね荷重が2段階に調節されるように構成したことを特徴とするバランスピストン型リリーフ弁。
IPC (4件):
F16K 17/04 ,  F16K 1/38 ,  F16K 17/06 ,  F16K 31/124
FI (4件):
F16K 17/04 K ,  F16K 1/38 C ,  F16K 17/06 A ,  F16K 31/124

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