特許
J-GLOBAL ID:200903035619730732

リン酸型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-311887
公開番号(公開出願番号):特開2000-138069
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の発電停止時に、万一、冷却管から水漏れがあったとしても、単電池内に冷却水が進入するのを防止し、水漏れによる燃料電池の損傷を最小限にくいとめる。【解決手段】 冷却管2Bの一部が空気入口マニホールド4Aおよび出口マニホールド4B内に露出してなり、冷却管2Bに冷却水を供給,排出する冷却水入口ヘッダー6A,冷却水出口ヘッダー6Bを有するリン酸型燃料電池において、冷却水入口ヘッダー6Aおよび冷却水出口ヘッダー6Bの下部にそれぞれ設けた冷却水開放弁12と、冷却管が露出する空気出口マニホールドの底部に設けた液検知センサー10Bと、この液検知センサーの液検知信号を受けて前記冷却水開放弁12を開放して冷却水を冷却水入口および出口ヘッダーから排出する機能を有する制御装置11とを備えるものとする。
請求項(抜粋):
マトリックスにリン酸を保持する単電池を複数個積層し、所定数の単電池毎に、冷却水通流用の冷却管を有する冷却板を介挿してなる燃料電池積層体の相対する一方の側面に、空気を供給,排出する空気入口マニホールド及び空気出口マニホールドを設け、他方の側面に燃料ガスを供給,排出する燃料ガス入口マニホールド及び燃料ガス出口マニホールドを設け、さらに前記冷却管に冷却水を供給,排出する冷却水入口ヘッダー及び冷却水出口ヘッダーを設け、前記冷却管の一部が前記空気もしくは燃料ガスの入口マニホールド及び出口マニホールド内に露出してなるリン酸型燃料電池において、前記冷却水入口ヘッダーおよび冷却水出口ヘッダーの下部にそれぞれ設けた冷却水開放弁と、前記空気もしくは燃料ガスの出口マニホールドの底部に設けた液検知センサーと、この液検知センサーの液検知信号を受けて前記冷却水開放弁を開放し,冷却水を前記冷却水入口ヘッダー及び冷却水出口ヘッダーから排出する機能を有する制御装置とを備えたことを特徴とするリン酸型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/02
FI (2件):
H01M 8/04 Z ,  H01M 8/02 C
Fターム (7件):
5H026AA04 ,  5H026CC06 ,  5H026CX06 ,  5H027AA04 ,  5H027CC06 ,  5H027KK00 ,  5H027MM16

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