特許
J-GLOBAL ID:200903035622895467
化学蓄熱式吸気冷却装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276956
公開番号(公開出願番号):特開平11-117713
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービンとガスタービンを用いたコンバインドサイクルシステムの夏場の出力低下を回復するために、サイクルから発生する排熱または蒸気を利用して効率よく冷熱を発生し、この冷熱を用いて吸気温度を下げ、大幅な出力の増加を図ること。【解決手段】 発電機101、蒸気タービン102、ガスタービン103、燃焼器104、空気圧縮機105、復水器33から成るコンバインドサイクルシステムに、化学蓄熱材2を収納した蓄熱容器1、冷媒5を収納した蒸発器4、凝縮器3から構成されている化学蓄熱装置を組合わせ、化学蓄熱装置の化学熱材2の再生時にはガスタービン103の排熱を利用して再生し、この時発生する蒸気を凝縮器3に導入して凝縮させ、この時発生する凝縮熱を復水器33に輸送して効率よく冷却する。一方冷熱発生時には蒸発器で発生した低温度の熱を空気圧縮機105に入る吸入空気冷却用の熱交換器25に導入して吸気を冷却し、もって大幅な出力増加を図る。
請求項(抜粋):
吸気冷却用熱交換器を備えた空気圧縮機と、燃焼器と、ガスタービンと、ボイラーと、蒸気タービンと、復水器と、発電機を有するコンバインドサイクルシステムに装備される化学蓄熱式吸気冷却装置において、化学蓄熱材を収納した蓄熱容器と、冷媒を収納した蒸発器と、化学蓄熱材の再生時に発生する冷媒蒸気を凝縮させるための凝縮器とを有し、前記蒸発器と吸気冷却用熱交換器とを熱的に結合する手段と、蓄熱容器及び凝縮器を前記復水器と熱的に結合する手段とを備え、ガスタービンの排熱、又はボイラーから発生する蒸気を用いて化学蓄熱材を再生することを特徴とした化学蓄熱式吸気冷却装置。
IPC (3件):
F01K 23/10
, F02C 6/00
, F02C 7/141
FI (3件):
F01K 23/10 T
, F02C 6/00 E
, F02C 7/141
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