特許

J-GLOBAL ID：200903035628467050

流動化圧分散壁を有する構造物基礎

発明者： 前 孝一 ,  出羽 克之 ,  倉石 謙司 ,  木全 宏之
出願人/特許権者： 清水建設株式会社
代理人 (1件)： 柳田 良徳 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-150177
公開番号（公開出願番号）：特開平9-310360
出願日： 1996年05月22日
公開日（公表日）： 1997年12月02日
要約：

【要約】【課題】 地震時に流動化のおそれのある地盤中にある構造物基礎の変位、損壊を防止する。【解決手段】 地盤背面側に地盤流動化の原因となる護岸9等の開放面が位置する橋脚基礎Pの前面位置に、下端が非流動化層7まで根入れされ、上端が橋脚基礎Pの基礎フーチング2の高さに相当する位置にあり、橋脚基礎Pの前面のほぼ全幅にわたって流動化圧分散壁11を施工する。併せて基礎フーチング2の両側面に、下端が支持層8に根入れされ、上端が基礎フーチング2の高さに相当する位置にあり、地盤の流動化方向に沿って流動化抑止壁12を施工する。流動化圧分散壁11の上端と流動化抑止壁12の上端とを拡幅フーチング10で基礎フーチング2に連結する。

請求項（抜粋）：

地盤背面側に地盤流動化の原因となる開放面が位置する既設の構造物基礎の前面位置に、下端が非流動化層まで根入れされ、上端が前記構造物基礎の基礎版の高さに相当する位置にあり、前記構造物基礎の前面のほぼ全幅にわたって施工された流動化圧分散壁と、前記構造物基礎版の両側面に、下端が支持層に根入れされ、上端が前記基礎版の高さに相当する位置にあり、前記構造物基礎の流動化方向に沿って施工された流動化抑止壁とを備え、前記流動化圧分散壁の上端と前記流動化抑止壁の上端とが拡幅基礎版により前記基礎版に連結されたことを特徴とする流動化圧分散壁を有する構造物基礎。

IPC (2件)：

E02D 27/34 ,  E02D 31/10

FI (2件)：

E02D 27/34 Z ,  E02D 31/10

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 地盤の流動化防止工法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-332409   出願人：株式会社熊谷組
• 特開平3-257222
  

審査官引用 (2件)

• 地盤の流動化防止工法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-332409   出願人：株式会社熊谷組
• 特開平3-257222