特許
J-GLOBAL ID:200903035636104039

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341930
公開番号(公開出願番号):特開平5-149370
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 流体室の壁部の一部を構成する振動板を加振して、流体室の内圧を制御することにより、防振特性を切換可能とした流体封入式防振装置の提供。【構成】 流体室32の壁部の一部を構成する振動板27の背後に、環状の永久磁石50を配設すると共に、該磁石50の一方の磁極部に接続されて、磁石50の中心孔を通じて他方の磁極部側に延びる第一のヨーク52と、該磁石50の他方の磁極部に接続されて、第一のヨーク52との対向面間に環状のギャップ部62を形成する第二のヨーク56とによって、磁路を形成し、更にかかるギャップ部62の対向面間に可動コイル68を変位可能に配設すると共に、該可動コイル68を前記振動板27に連結せしめて、該可動コイル68への通電にて、前記振動板27を加振するようにした。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前記流体室の壁部の一部を変位可能な振動板にて構成する一方、該振動板の背後に環状の永久磁石を配設すると共に、かかる永久磁石の一方の磁極部に接続されて、該永久磁石の中心孔を通じて他方の磁極部側に延びる第一のヨークと、かかる永久磁石の他方の磁極部に接続されて、該第一のヨークとの対向面間に環状のギャップ部を形成する第二のヨークとによって、磁路を形成し、更にかかるギャップ部に沿って周方向に延びるリング状の可動コイルを変位可能に配設すると共に、該可動コイルを前記振動板に連結せしめて、該可動コイルへの通電にて前記振動板を加振するようにしたことを特徴とする流体封入式防振装置。

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