特許
J-GLOBAL ID:200903035638827593

石炭ガス複合発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-103866
公開番号(公開出願番号):特開平5-280373
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】負荷圧力制御装置20は、負荷設定値と総合発電出力値との偏差に基づいて燃料流量制御弁7を開閉制御し、圧力設定値と精製ガス圧力検出器16の検出値との偏差に基づいて石炭スラリ調節弁2と酸素流量調節弁3とを開閉制御する。脱塵装置6と燃焼器8との間にはガス溜まり37が設けられ、このガス溜まり37に前記精製ガス圧力検出器16は配置される。精製ガス流量検出器36の検出信号は先行的に石炭スラリ調節弁2と酸素流量調節弁3への制御信号に加えられる。【効果】負荷変化時の精製ガス変動を抑える。
請求項(抜粋):
石炭と水とが石炭スラリ調節弁を介して投入され、酸素流量調節弁を介して酸素が投入され粗ガスを発生させるガス化炉と、このガス化炉で発生した粗ガスを精製して精製ガスとする精製ガス設備と、この精製ガス設備で精製された精製ガスが精製ガス配管経路に配置された燃料流量制御弁を介して供給される燃焼器と、この燃焼器の燃焼ガスにより駆動されるガスタービンと、このガスタービンの排ガスによって蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、この排熱回収ボイラの蒸気により駆動される蒸気タービンと、負荷設定値と前記ガスタービンと前記蒸気タービンとの総合発電出力値との偏差に基づいて前記燃料流量制御弁を開閉して前記燃焼器への前記精製ガス供給量を増減して負荷制御する一方、圧力設定値と前記精製ガス圧力値との偏差に基づいて前記石炭スラリ調節弁と前記酸素流量調節弁を開閉して圧力制御をする負荷圧力制御装置とを備えてなる石炭ガス複合発電装置において、前記ガス精製設備と前記燃料流量制御弁との前記精製ガス配管経路に負荷変化時の精製ガス圧力の変化を抑えるガス溜まりを設けると共に、このガス溜まりに前記精製ガス圧力値を検出する精製ガス圧力検出器とを設けたことを特徴とする石炭ガス複合発電装置。
IPC (2件):
F02C 3/28 ,  F02C 9/40

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