特許
J-GLOBAL ID:200903035639386906

耐遅れ破壊性に優れた耐摩耗性鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-044612
公開番号(公開出願番号):特開平5-051691
出願日: 1991年03月11日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性および耐遅れ破壊性に優れた高硬度鋼板の製造。【構成】 重量%で、C:0.15〜0.45%、Si:0.05%未満、Mn:0.30〜0.60%、Cr:0.01〜1.00%、Mo:0.03〜0.70%、Sol.Al:0.010 〜 0.080%、Nb:0.005 〜0.15%を含有し、更に、Cu、、V、Ti、BおよびCaの1種以上を適量含み、P: 0.010%以下、S: 0.005%以下に抑えた鋼板。上記鋼板は、素材の鋼を、1000°C〜1200°Cに加熱し、 750°C〜 950°Cの仕上げ温度で熱間圧延を行い、その後、直ちに Ar3変態点以上の温度域から急冷して焼入れを行う方法で製造する。或いは、焼入れ後に 500°C以下の温度で焼戻しを行ってもよい。【効果】 土木、鉱山機械類に用いられてこれらの機械類の耐久年数を大幅に延長する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.15〜0.45%、Si:0.05%未満、Mn:0.30〜0.60%、Cr:0.01〜1.00%、Mo:0.03〜0.70%、Sol.Al:0.010 〜 0.080%、Nb:0.005 〜0.15%を含有し、更に、Cu:0.05〜0.75%、Ni:0.05〜1.5 %、V:0.005 〜0.15%、Ti:0.005〜0.25%、B:0.00015 〜0.0025%、Ca:0.0005〜0.0080%のうちの1種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、不純物中のPおよびSの含有量がそれぞれ、P: 0.010%以下、S: 0.005%以下であることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた耐摩耗性鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/12

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