特許
J-GLOBAL ID:200903035641956604

高圧研磨材スラリー逆止弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-516042
公開番号(公開出願番号):特表平10-508930
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】研磨材を搬送する系において使用されるピストン逆止弁(10,20)は、弁と配管系とを接続するパッキン押さえナット(22)と、パッキン押さえナット(22)に装着された弁本体(24)と、弁本体(24)に装着された弁座(14,26)と、弁本体(24)内に装着されたピストン(38)とを含む。ピストン(38)は、弁座(14,26)の貫通孔(36)内において移動することができ、軸(40)と、弁が閉じている時に弁座(14,26)の第1の端(30)と接触するヘッド(42)とを有する。コイルバネ(52)は弁座(14,26)の貫通孔(36)内に位置し、弁を付勢閉鎖する。第1のOリング(56)は弁座(14,26)の第1の端(30)に装着され、相当量のチップが内側のOリング(56)の表面内に詰まってOリング(56)に固いブリッジが形成され、弁座表面が腐食してしまうのを防止できるだけの幅を有している。弁座(14,26)の第1の端(30)は、Oリング(56)を収容するOリング溝(58)を有する。弁座(14,26)の外周において弁座(14,26)の第1の端(30)に第2のOリング(60)を装着することもできる。
請求項(抜粋):
粒子がサブミクロン単位の大きさのものから60メッシュのスクリーンを通らないものにまでわたる研磨材を、1.5gpmを超えるスループットで搬送し、かつ最大2,873,000N/m2の圧力で100時間を超える時間にわたって動作可能な系において使用されるピストン逆止弁10,20であって、 弁を貫通する流体流路の一部を形成する中央キャビティ28を有する弁本体20と、 弁本体20に装着され、第1の端30と第2の端32と貫通孔36とを有する弁座14,26であって、該弁座20の第1の端30は、サブミクロン単位の大きさのものから60メッシュのスクリーンを通らないものにまでわたる研磨材粒子の1.5gpmを超えるスループットでの衝突に耐え、最大2,873,000N/m2の圧力で100時間を超える時間にわたって動作可能になるよう選択された材料ではざま形に形成された弁座と、 弁本体20に形成された中央キャビティ28および弁座20の貫通孔36内で移動可能であり、弁が閉じている時に弁座14,26の第1の端30と接触するピストン12,38と、 弁を付勢閉鎖するための手段と、 弁座14,26の第1の端30に装着され、幅が貫通孔の直径の少なくとも50%であるOリング56と、を備えるピストン逆止弁。

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