特許
J-GLOBAL ID:200903035643457010

多段変速機の切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-074200
公開番号(公開出願番号):特開平11-270662
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 多段変速機を備えた車両において、牽引されている状態の時の変速機の潤滑性を向上すること。【解決手段】 エンジンが作動していないことの確認をする(S1)。エンジンが作動状態にあればS6に進む。エンジンが作動していなければS2に進む。通常制御即ち、牽引状態でない制御状態とする(S6)。変速段がニュートラル位置にあるか否かの確認をする(S2)。副変速機の変速位置がローか否かを確認する(S3)。メインシャフトの回転数を検出し、回転数が例えば、1200rpm 以上かを判定する(S4)。S4までで牽引状態にあることが明らかになったので、レンジ即ち、副変速機の変速位置をハイに切替える(S5)。シフトレバーとエアシリンダを副変速機の高低を切り替えるように作動する切替バルブ装置とは、リンク等によって機械的に連係されているから、副変速機がハイ側変速位置に切り替えられた際に、シフトレバーが副変速機のハイ側変速位置に対応する位置に切り替えられる。
請求項(抜粋):
車両におけるエンジンに接続された主変速機の出力側に高低切替え用副変速機を備え、前記主変速機のカウンタシャフト回転で作動する強制潤滑用のオイルポンプを有する多段変速機において、変速機のシフトレバーと前記副変速機の高低切替手段とを機械的に連係する一方、前記車両が牽引されている状態であるか否かを検出する車両牽引状態検出手段と、前記車両牽引状態検出手段により車両が牽引されている状態であることが検出された際に、前記副変速機の高低切替手段を、該副変速機がメインシャフト回転が低下する高側変速位置に切り替えられるように切り替える変速位置切替制御手段と、を含んで構成され、副変速機がメインシャフト回転が低下する高側変速位置に切り替えられた際に、前記シフトレバーが副変速機の高側変速位置に対応する位置に切り替えられるようにしたことを特徴とする多段変速機の切替装置。
IPC (7件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:50 ,  F16H 59:68 ,  F16H 59:70 ,  F16H 59:74

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