特許
J-GLOBAL ID:200903035648145660

記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-035633
公開番号(公開出願番号):特開平5-201120
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 記録体表面に加熱温度に応じた後退接触角を示す潜像を形成させる記録装置において、転写後の記録体表面を清浄化するために、気孔径50μm以下、気孔率70%以上で且つその気孔が多孔質体内部において一つに連結している構造の多孔質体からなるクリーニング手段を設ける。なお、該多孔質体はその表面に独立した気孔が存在するような表皮層を有していることがより好ましい。【効果】 記録体表面を完全にクリーニングすることができるので、地肌汚れ、印字品質の低下を防ぐことが可能となり、高品質画像を提供することができる。その上、クリーニング性能を損なうことなしにクリーニング機構を小型化することが可能であり、且つ取り扱い性も良好である。
請求項(抜粋):
下記記録体(A)の表面を下記接触材料(B)と接触させた状態で選択的に加熱することにより、又は記録体(A)の表面を選択的に加熱した状態で接触材料(B)と接触させることにより、記録体(A)の表面に加熱温度に応じた後退接触角を示す潜像を形成せしめる接触材料(B)を記録体(A)表面に供給する手段と、潜像形成のために記録体(A)の表面を画像信号に応じ選択的に加熱する手段と、着色剤を含有する記録剤を記録体(A)表面に供給して前記潜像に付着させ潜像を顕像化する記録剤付与手段と、記録体(A)表面の付着記録剤を被転写体に転写する手段と、転写後の記録体(A)表面を清浄化するためのクリーニング手段とを備えた記録装置において、前記クリーニング手段が記録体(A)表面に接触する多孔質体からなり、しかも該多孔質体は気孔径が50μm以下で、気孔率が70%以上であり、且つその気孔が多孔質体内部において一つに連結しているものであることを特徴とする記録装置。(A)加熱状態で且つ液体と接触させた場合に後退接触角が低下する表面を有する記録体。(B)液体、蒸気又は記録体(A)の表面における後退接触角の低下開始温度以下で液体となるか又は液体若しくは蒸気を発生する固体。

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