特許
J-GLOBAL ID:200903035651515797

アルデヒド類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東海 裕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020847
公開番号(公開出願番号):特開平6-211827
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】分子内にエーテル結合を持つ水溶性のアルコールからアルデヒドを収率良く、かつ簡便な製造する方法を提供する。【構成】一般式R1 CH2 OH(R1 は、酸素原子を少なくとも1以上含有する4〜7員環を表す。)で表されるアルコール類を、下記化1【化1】(式中、R2 は水素原子、アルコキシ基等を表し、R3 は水素原子、アルキル基等を表す。)で表されるピペリジン-1-オキシルの存在下、炭酸水素塩及び無機塩とを含有する水と水に難溶な有機溶媒との混合溶媒中で、次亜塩素酸塩を用いて酸化することを特徴とする一般式R1 CHO(R1 は前出と同じ意味を表す。)で表されるアルデヒド類の製造方法。【効果】含酸素ヘテロ環を有する水溶性のアルデヒドが、高収率、かつ簡便に製造することができる。
請求項(抜粋):
一般式R1 CH2 OH(R1 は、酸素原子を少なくとも1以上含有する4〜7員環を表す。)で表されるアルコール類を、下記一般式化1【化1】(式中、R2 は、水素原子、アルキル基、OR3 、シアノ基又はアルコキシカルボニル基を表し、R3 は、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。)で表されるテトラメチルピペリジン-1-オキシル類、又は、下記一般式化2【化2】(式中、R4 は水素原子、アルキル基、OR5 、シアノ基又はアルコキシカルボニル基を表し、R5 は、水素原子、アルキル基又はアシル基を表す。)で表されるテトラメチルピロリジン-1-オキシル類の存在下、炭酸水素塩及び無機塩とを含有する水と水に難溶な有機溶媒との混合溶媒中で、次亜塩素酸塩を用いて酸化することを特徴とする一般式R1 CHO(R1 は、酸素原子を少なくとも1以上含有する4〜7員環を表す。)で表されるアルデヒド類の製造方法。
IPC (4件):
C07D309/06 ,  B01J 31/02 102 ,  C07D307/12 ,  C07B 61/00 300

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