特許
J-GLOBAL ID:200903035651906907

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052078
公開番号(公開出願番号):特開平10-095327
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は緊急ブレーキ操作が行われた際に大きな制動力を発生させるBA制御と、車輪のスリップ率を抑制するABS制御の双方を実現する制動力制御装置に関し、BA制御とABS制御の干渉を防止することを目的とする。【解決手段】 BA制御の開始タイミングが判別された際に(ステップ100,102)フロント1輪以上についてABS制御が実行されている否かを判別する(ステップ104)。フロント1輪以上についてABS制御が実行されている場合は、BA制御が開始されると同時に多量の液圧が後輪のホイルシリンダに供給されると判断し、その流入を抑制するBA勾配抑制制御を開始する(ステップ108)。フロント輪でABS制御が実行されていない場合は通常のBA制御を開始する(ステップ106)。
請求項(抜粋):
ホイルシリンダに連通する液圧流入経路を遮断した状態でホイルシリンダ圧を制御する制動液圧減圧制御と、運転者によって緊急ブレーキ操作が実行された際に通常時に比して大きな制動液圧を発生させるブレーキアシスト制御とを実行する制動力制御装置において、ホイルシリンダの液圧流入経路の導通状態を検出する導通検出手段と、前記ブレーキアシスト制御の開始時に、何れかのホイルシリンダの液圧流入経路が実質的に遮断されている場合には、他のホイルシリンダへの制動液圧の流入を抑制する液圧流入抑制手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。

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