特許
J-GLOBAL ID:200903035657324179

半導体レーザ励起固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111876
公開番号(公開出願番号):特開平6-326394
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 レーザ媒質内での空間ホールバーニングを抑制しつつ、光学部品点数を減らすことが可能であって、コンパクトで、高出力かつ安定した高調波を得ることができる半導体レーザ励起固体レーザ装置を提供する。【構成】 半導体レーザ励起レーザ固体装置は、レーザ媒質14を励起するためのポンピング光19を放射する半導体レーザ装置11と、ポンピング光19を集光するためのレンズ系12,13と、レーザ共振器17とで構成されており、さらにレーザ共振器17は、Nd:LiYF4 から成るレーザ媒質14と、KTiOPO4 からなる非線形光学素子15と、ミラー16とで構成されている。レーザ媒質14のc軸は、光軸18に対して45 ゚以下の角度θで傾斜している。
請求項(抜粋):
内部に、レーザ媒質および複屈折性であって第2高調波を発生するための非線形光学素子を含むレーザ共振器と、前記レーザ媒質を励起するためのポンピング光を発生する半導体レーザ光源とを備える半導体レーザ励起固体レーザ装置において、前記レーザ媒質が複屈折性材料で構成され、かつ前記レーザ媒質内の2つの偏光軸方向の両方にレーザモードの電場成分が生ずるように、前記レーザ媒質の複屈折量および偏光軸方向ならびに前記非線形光学素子の複屈折量および偏光軸方向が設定されており、所定の発振波長に関するレーザ利得が前記レーザ媒質内の2つの偏光軸方向の両方に存在し、片方の偏光軸に関する小さいレーザ利得と残る一方の偏光軸に関する大きいレーザ利得との比の値rが0.5≦r≦1の間に成るように、前記レーザ媒質の結晶軸方向が設定されていることを特徴とする半導体レーザ励起固体レーザ装置。
IPC (4件):
H01S 3/109 ,  G02F 1/37 ,  H01S 3/094 ,  H01S 3/16

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