特許
J-GLOBAL ID:200903035663280124

ヒートポンプ式暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-210439
公開番号(公開出願番号):特開2000-028182
出願日: 1998年07月08日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 床暖房運転時に床表面温度が設定床温で安定するまでの立上げ時間を短縮し得るヒートポンプ式暖房装置を提供する。【解決手段】 検出床温TF が設定床温TSFに達するまで圧縮機を最大回転数で運転し、さらに、設定時間tm が経過するまで最大回転数での圧縮機の運転状態を継続させる。上記設定時間tm は、室温TA が設定室温TSAに達した時点t2での床温TF と設定床温TSFとの温度差ΔTF に応じて決定する。これにより、床表面温度が設定室温TSAまで速やかに上昇し、しかも、設定室温TSAを過度に超えることがなく、速やかに設定床温TSFで安定した状態を得ることができ、したがって、立上げ時間を短縮できるので、快適性が向上する。
請求項(抜粋):
圧縮能力可変な圧縮機と、この圧縮機で圧縮されたガス冷媒の凝縮熱を床暖房パネル(10)に付与するための床暖房用熱交換器(7)と、床温を検出する床温検出手段(23)と、設定床温と検出床温との温度差に応じた圧縮能力で上記圧縮機を運転しながら冷媒を床暖房用熱交換器(7)に流通させて床暖房運転を行う運転制御手段(25)とを設けて成るヒートポンプ式暖房装置であって、検出床温を設定床温に向けて上昇させる立上げ時、検出床温が設定床温に達する設定床温到達時まで上記圧縮機をほぼ最大圧縮能力で運転し、さらに上記設定床温到達時から設定時間が経過するまで上記圧縮機のほぼ最大圧縮能力での運転状態を継続させると共に、上記設定時間を、設定床温到達時より前の特定時点における設定床温と検出床温との温度差が大きいほど長くなるように設定する立上げ運転制御手段(27)を設けていることを特徴とするヒートポンプ式暖房装置。
Fターム (7件):
3L060AA08 ,  3L060CC01 ,  3L060CC02 ,  3L060CC08 ,  3L060DD02 ,  3L060EE04 ,  3L060EE11

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