特許

J-GLOBAL ID：200903035669780056

光出力レベル制御方法及び光出力レベル制御装置

発明者： 土田 純一
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 後藤 洋介 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-323958
公開番号（公開出願番号）：特開平10-163555
出願日： 1996年12月04日
公開日（公表日）： 1998年06月19日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 LDの劣化により微分効率が変化した場合でも一定の消光比を保つことができるとともに,急速なLDの劣化にも対応することができる光出力レベル制御方法と制御装置とを提供する。【解決手段】 デューティ(duty)比の異なる2種類の試験信号を用いLD12の光出力のモニタ用のモニタ用受光素子13と,モニタ用受光素子13のモニタ出力信号の平均値を検出する平均値検出回路4と,平均値検出回路4の出力を記憶し2種類の試験信号の平均値の差分とLDの初期状態でのモニタ出力平均値とLD発振後のモニタ出力平均値の差分をとる記憶・差分演算回路5と,バイアス電流Ibの変化を監視するバイアス電流監視回路10と,記憶・差分演算回路5の出力に応じてパルス変調電流を制御するパルス変調制御回路6を有する。

請求項（抜粋）：

バイアス電流にパルス変調電流を重畳させる方式のレーザダイオード(以下,LDと呼ぶ)の駆動方法において,デューティ(duty)比が互いに異なる第1及び第2の試験信号を用いLDの光出力をモニタし,モニタ出力信号の平均値を検出し,その平均値を記憶し,前記第1及び第2の試験信号の平均値の差分と,LDの初期状態でのモニタ出力平均値とLD発振後のモニタ出力平均値の差分をとり,前記バイアス電流の変化を監視しながら,当該差分に応じてパルス変調電流を制御することを特徴とする光出力レベル制御方法。