特許
J-GLOBAL ID:200903035670070305

耐ゴーリング性に優れた鋼管継手の表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239850
公開番号(公開出願番号):特開平8-103724
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 油井管ねじ継手に優れた耐焼付き性を付与することを目的とする。【構成】 ねじ部、メタルシール部に厚さ5〜25μmの燐酸マンガン系化成処理皮膜層、あるいは厚さ1〜20μmの窒化処理層と厚さ5〜25μmの燐酸マンガン系化成処理皮膜層を設けるとともにさらに二硫化モリブデン粉末とエポキシ樹脂、フラン樹脂、ポリアミドイミド樹脂の中より選定した一種を必須成分として含有し、特定の組成比で構成される固体潤滑剤を塗布し、加熱処理を施して厚さ10〜45μmの固体潤滑皮膜層を形成することを特徴とする。【効果】 係る表面処理により鋼管の繰り返し使用回数が増大しても、ゴーリングの発生を長期に亘って防止することが出来る鋼管継手を得る。
請求項(抜粋):
鋼管の継手部分のねじ部およびメタルシール部に、厚さ5μm〜25μmの燐酸マンガン系化成処理皮膜層、あるいは厚さ1μm〜20μmの窒化処理層と厚さ5μm〜25μmの燐酸マンガン系化成処理皮膜層を設けるとともに、さらに二硫化モリブデン粉末とエポキシ樹脂、フラン樹脂、ポリアミドイミド樹脂の中より選定した一種を必須成分として含有し、0.5 ≦{(二硫化モリブデン粉末)の含有量}/{(エポキシ樹脂、フラン樹脂、ポリアミドイミド樹脂の中より選定した一種)の含有量}≦3.0(重量比)の組成比で構成される固体潤滑剤を塗布し、加熱処理を施して、厚さ10μm〜45μmの固体潤滑皮膜層を形成せしめることを特徴とする耐ゴーリング性に優れた鋼管継手の表面処理方法。
IPC (13件):
B05D 7/14 ,  B05D 3/10 ,  B05D 5/00 ,  B05D 5/08 ,  B05D 7/24 301 ,  B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24 ,  B05D 7/24 303 ,  B32B 15/08 ,  C23C 8/50 ,  C23C 22/18 ,  C23C 28/04 ,  F16L 15/04

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