特許
J-GLOBAL ID:200903035673148186

掃引周波数レーダーの線形化方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036240
公開番号(公開出願番号):特開平5-066269
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 掃引周波数レーダー送信機の出力信号の周波数対時間特性に存在する非線形性を低減する方法と装置に関する。【構成】 レーダー物標からの戻り信号とレーダー出力信号のサンプルとの間から得られたビート信号は高速フーリエ変換(FFT )計算回路(15)のスペクトル分析と、得られたFFT の窓部分の逆FFT の実行によりミキサー(8)の出力信号から選択される。二次あるいは高次多項式は、時間対位相として表現された後でビート信号の位相対時間特性に適合される。レーダー出力信号は制御電圧発生器(7)により制御された電圧制御発振器(1)により発生される。この発生器は電圧ソース(27)と、その出力が各乗算器(32, 33 ,34, 35)を介して電圧加算回路(31)に接続された積分器(18, 19, 20)の縦続結合を具えている。補正項は乗算係数として高次乗算器(33, 34, 35)に乗算係数として適用される。
請求項(抜粋):
掃引周波数レーダー送信機の出力信号の周波数対時間特性に存在する非線形性を低減する方法であって、該出力信号は無線周波数ソースから誘導され、その出力周波数は上記のソースの制御信号入力に動作中印加された制御信号の値に依存して誘導され、制御信号発生器の出力は上記の出力信号の周波数を繰り返して掃引するよう上記の制御信号をそこに印加するために上記の制御信号入力に連結され、該方法において上記の出力信号がビート信号を生じるようその遅延された変形と混合され、かつ上記の特性が上記の出力信号の個別周波数掃引の間に生起するそのビート信号の周波数の任意の変動に従って調整される方法において、上記の制御信号が時間独立成分と、1より大きいnのn個の個別に荷重された時間依存成分との結合により形成され、ここで第1の時間依存成分は直流基準ソースの出力から供給される単一のリセット可能なアナログ積分器回路の出力から誘導され、かつここでm番目の時間依存成分(m=2,....,n)は直流基準ソースの出力から供給されるm個のリセット可能なアナログ積分器回路の縦続結合の出力から誘導され、送信機出力信号の遅延された変形は送信されかつ物標により反射されて戻ったこの出力信号の変形により構成され、上記のビート信号の特定のスペクトル成分の累積・正規化位相対時間特性は上記の送信機出力信号の個別周波数掃引に対して決定され、上記の累積・位相に基づく上記の制御信号の依存性に適合するn次多項式の第1,....,第n次項の係数は上記の累積・正規化位相対時間特性と、時間による上記の制御信号の付随変動から決定され、かつそのように決定された係数は上記の任意の非線形性を低減するために上記の第1,....,第n次の時間依存成分それぞれの荷重係数をアップデートするよう使用されること、を特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-245198

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