特許
J-GLOBAL ID:200903035676799900

誘導性負荷駆動回路の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084430
公開番号(公開出願番号):特開平6-294346
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 スピルバルブ(SPV)のフライバック電圧を利用して断線等の異常を検出し、簡単な回路構成でありながら誤検出のない回路を提供する。【構成】 燃料噴射ポンプのSPV8は、通電遮断時にフライバック電圧を発生する。ON信号検出回路14aは、SPV8への通電開始を検出し、フリップフロップ(F/F)80をセットする。そしてフライバック検出回路14bは、通電遮断時のフライバックを検出し、F/F80をリセットする。このため、F/F80の出力に応じて充放電するコンデンサ90の電圧は、SPV8の正常時は所定電圧値を維持している。SPV8の通電回路に断線、あるいはトランジスタ37の導通故障等の故障が発生すると、F/F80はセットされたままとなる。このため、コンデンサ90の電圧は所定値を越え、フェイルセーフリレー19が開かれてSPV8の駆動が停止される。一方、燃料カット中は、F/F80はセットされないため、誤検出することがない。
請求項(抜粋):
誘導性負荷への通電を繰り返して断続する駆動回路の異常検出装置において、前記誘導性負荷への通電開始を検出し出力信号を発生する通電開始検出回路と、前記誘導性負荷への通電遮断時に発生するフライバック電圧を検出し出力信号を発生するフライバック検出回路と、前記通電開始検出回路からの出力信号によりセットされ、前記フライバック検出回路からの出力信号によりリセットされて出力信号を交互に反転させるフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路からの出力信号を入力し、この出力信号が所定時間以上セット状態にあるとき、異常検出信号を出力する異常判別回路とを備えることを特徴とする誘導性負荷駆動回路の異常検出装置。
IPC (5件):
F02D 41/22 380 ,  F02B 77/08 ,  F02D 41/40 ,  F02M 41/12 350 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-176121
  • 特開昭62-290111
  • 特開昭61-201853

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