特許
J-GLOBAL ID:200903035681224754
管継手
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 広志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316062
公開番号(公開出願番号):特開平8-152087
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【構成】 継手本体15と、割りリング17と、袋ナット19を備えた管継手において、管11の端面が突き当たる突き当て部39と、割りリング17の切り割り27に挟まってその割りリングを弾性限界内で拡径状態に保持する拡径部41とを一体に有する可動部材37を設けた。突き当て部39が管11の端面に押されて所定長移動すると、拡径部41が切り割り27から抜け出て割りリング17の拡径状態が解除される。割りリング17は、拡径状態が解除されると弾性で縮径して管11を締めつける。【効果】 管が十分に挿入されると、管が割りリングによって締めつけられ、引き抜けにくくなるので、袋ナットの締めつけ作業を容易に行える。
請求項(抜粋):
管(11)の端部に挿入される筒状挿入部(21)の外周に、管(11)の外径より大きい内径を有する筒状雄ねじ部(23)を、筒状挿入部(21)の先端部が筒状雄ねじ部(23)の先端より突出するように設けてなる継手本体(15)と、前記筒状挿入部(21)の先端部外周に配置され、管(11)が挿通可能で、1箇所に軸線方向の切り割り(27)を有している割りリング(17)と、この割りリング(11)を内包した状態で前記筒状雄ねじ部(23)にねじ結合され、ねじ締め方向に回転させると前記割りリング(17)が縮径するようになっている袋ナット(19)、を備えた管継手において、前記割りリング(17)の管出口側に配置され、その割りリングに挿通された管(11)の端面が突き当たる突き当て部(39)と、前記割りリング(17)の切り割り(27)に挟まってその割りリングを弾性限界内で拡径状態に保持する拡径部(41)とを一体に有する可動部材(37)をさらに備え、この可動部材(37)と前記割りリング(17)は、可動部材(37)の突き当て部(39)が管(11)の端面に押されて所定長移動すると、拡径部(41)が割りリング(17)の拡径状態を解除する関係に形成されており、前記割りリング(17)は、拡径状態が解除されると弾性で縮径して管(11)を締めつける寸法に形成されている、ことを特徴とする管継手。
IPC (2件):
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