特許
J-GLOBAL ID:200903035686400399

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-346412
公開番号(公開出願番号):特開平9-157492
出願日: 1995年12月12日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性、剛性及び成形性に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 [A] 多段階重合により得られるプロピレン-エチレンブロック共重合体であって、(a) 融解熱量とMFRとが所定の関係式を満たすホモポリプロピレン部分70〜95重量%と、(b) (i) 低エチレン濃度のプロピレン-エチレン共重合部分と、(ii)高エチレン濃度のプロピレン-エチレン共重合部分とを含有するプロピレン-エチレン共重合部分5〜30重量%とからなるプロピレン-エチレンブロック共重合体55〜85重量部と、[B] ポリオレフィン系エラストマー5〜20重量部と、[C] タルク10〜25重量部とからなることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
[A] 多段階重合により得られるプロピレン-エチレンブロック共重合体であって、(a) ASTM D-1238に従って測定したメルトフローレート(MFR)が100〜500g/10分の範囲にあり、示差走査熱量測定から求められる融解熱量(△Hm )とMFRとが、△Hm ≧24.5+1.583logMFRなる関係式を満たすホモポリプロピレン部分70〜95重量%と、(b) (i) 低エチレン濃度のプロピレン-エチレン共重合部分(共重合部分中のエチレン含有量は30〜50重量%で、極限粘度は2〜5dl/gである。)と、(ii)高エチレン濃度のプロピレン-エチレン共重合部分(共重合部分中のエチレン含有量は50〜70重量%で、極限粘度は4〜6dl/gである。)とを含有するプロピレン-エチレン共重合部分5〜30重量%とからなるプロピレン-エチレンブロック共重合体55〜85重量部と、[B] (c) MFR0.1〜30g/10分のエチレン-ブテン共重合体ゴム5〜20重量部と、(d) MFR0.1〜20g/10分のエチレン-プロピレン共重合体ゴム0〜15重量部とを含有するポリオレフィン系エラストマー5〜20重量部と、[C] 平均粒径5μm以下のタルク10〜25重量部とからなり、かつ前記(b) プロピレン-エチレン共重合部分と前記[B] ポリオレフィン系エラストマーとの合計100重量%に対して、前記(i) 低エチレン濃度のプロピレン-エチレン共重合部分が10〜40重量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 KEF ,  C08L 23/08 LCN
FI (3件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 KEF ,  C08L 23/08 LCN

前のページに戻る