特許
J-GLOBAL ID:200903035687326222

磁気記録媒体およびそれを用いた磁気記憶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-233830
公開番号(公開出願番号):特開2000-067428
出願日: 1998年08月20日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 磁気記録媒体及びその製造方法に関し、特に保護層が少なくとも窒素を含むダイヤモンド状カーボン膜かなり、炭素-窒素の結合状態をラマン分光特性に着目して最低化したもので、外部からの衝撃等による摩耗の発生し難い磁気記録媒体を提供する。【解決手段】 少なくとも窒素を含むダイヤモンド状カーボンからなる保護層のラマンスペクトルが1500cm-1付近と2210cm-1付近にそれぞれ主ピークとシアノ基によるサブピークを示し、主ピークに対するバックグラウンドの散乱強度と主ピークに対するシアノ基によるサブピークの強度比がそれぞれ0.25以下及び0.03〜0.07である磁気記録媒体を用いる。【効果】 本発明によれば、少なくとも窒素を含むダイヤモンド状カーボン保護層の炭素-窒素の結合状態をラマン分光特性に着目して成膜条件から最適化できるので、保護層が薄く高記録密度になっても外力に対する抵抗力が高く、磨耗し難くい、信頼性に優れた磁気記録媒体を提供できる。
請求項(抜粋):
基材上に形成された磁性層と、前記磁性層上に形成された保護層を備えた磁気記録媒体において、前記保護層が炭素と少なくとも窒素を含む皮膜からなり、前記皮膜のラマンスペクトルが1500cm-1付近の主ピークと2210cm-1付近のサブピークを有し、前記主ピークに対するバックグラウンドの散乱強度と前記主ピークに対する前記サブピークの強度比がそれぞれ0.25以下及び0.03〜0.07であることを特徴とする磁気記録媒体。
Fターム (4件):
5D006AA02 ,  5D006AA05 ,  5D006DA03 ,  5D006FA02

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