特許
J-GLOBAL ID:200903035694921241

ブレーキ警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342583
公開番号(公開出願番号):特開平9-177849
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキに故障が発生し加熱状態になったときに、その故障が拡大する前に確実に警報を発生し、故障でないときに警報を発生しないようにするとともに、警報条件が満たされなくなったときにいったん発生した警報を自動的に解除できるようにする。【解決手段】 ブレーキが装備された複数の車輪それぞれに温度センサを設け、その複数の車輪について温度差(Td)を演算し、この温度差(Td)、車速センサ出力(v)および異常温度の継続時間(t)とにつき併せて設定された複数の三次元の警報条件に該当するときに警報出力を発生する。また、いったん発生した警報出力は操作によることなく、警報出力を送出する条件とは別に自動的に解除する条件を設定し自動解除を行う。【効果】 多額を要しない実用的な費用で、運転者がいっさい操作を行う必要がなく、かつ通常の運転動作ではブレーキ警報を意識する必要のない装置を実現することができる。
請求項(抜粋):
ブレーキ部材の温度を検知する温度センサと、この温度センサの出力を取込み異常温度を識別する演算回路と、この演算回路の警報出力にしたがって運転席に警報を表示する警報表示器とを備えたブレーキ警報装置において、前記温度センサはブレーキが装備された複数の車輪に設けられ、前記演算回路は、その複数の車輪について温度差(Td)を演算する手段と、車両の速度センサ出力(v)を取込む手段とを備え、前記演算回路は、前記温度差(Td)と、前記速度センサ出力(v)と、異常温度の継続時間(t)とにつき併せて設定された三次元の条件に該当するときに前記警報出力を発生する手段を備えたことを特徴とするブレーキ警報装置。
IPC (2件):
F16D 66/00 ,  B60T 17/22
FI (2件):
F16D 66/00 A ,  B60T 17/22 Z

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