特許
J-GLOBAL ID:200903035708055836
空気調和機の制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080381
公開番号(公開出願番号):特開平6-294536
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 暖房運転の開始後、室温を速やかに設定温度に近づける。【構成】 空気調和機による暖房運転では、運転開始時に制御部が設定温度を高めに補正して運転する補正運転を所定時間継続するようになっている。しかしながら外気温度が極度に低下したりすると補正運転を所定時間継続しても室内温度が設定温度に到達しないことがある。そこで、図1に示す手段により補正時間ΔTmを求めて補正運転の継続時間を加減する。図1において、1は室内温度を検出する温度検出手段、2は検出温度を一時記憶する第1の記憶手段、3は第1の記憶手段2が記憶している温度と温度検出手段1が新たに検出する温度とから室内温度の時間的変化率ΔTrを算出する第1の演算手段である。4は設定温度を記憶している第2の記憶手段、5は室内温度Trと設定温度Tsとの温度差ΔTsを算出する第2の演算手段である。6〜14は室内温度Trの時間的変化率ΔTrと、室内温度Trと設定温度Tsとの温度差ΔTsとを入力とし、補正時間ΔTmを算出するファジィコントローラである。
請求項(抜粋):
室内温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段により検出された室内温度を一時記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶された室内温度と、前記温度検出手段により新たに検出された室内温度とから室内温度の時間的変化率を算出する第1の演算手段と、設定温度を記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶手段が記憶している設定温度と、前記温度検出手段で検出される室内温度との温度差を算出する第2の演算手段と、これら第1および第2の演算手段の出力信号を基にファジィ論理演算を行うファジィコントローラとを備え、このファジィコントローラにより算出される補正時間で、暖房運転開始時に設定温度を高めに補正して運転する補正運転の継続時間を加減するようにしてなることを特徴とする空気調和機の制御方法。
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